「家を建てようと思ってるんだけど、せっかく建てるなら風水にこだわりたいな」
「夫婦円満になる風水ってないの? ずっと仲良しでいるためにどうしたらいいか教えて!」
人生で一度の家づくり、運気の悪い家を建てて後悔したくないですよね。
この記事では、風水的に夫婦円満になる間取りにするにはどうしたらいいか、世界中で人気の高い八宅風水の観点から、わかりやすく解説します。
読めば、いつまでも新婚のように仲良くいられる家づくりができるようになりますので、ぜひ最後まで読んでください。
風水で夫婦円満になるためには「延年」の方角にリビングをつくる
結論から先に書くと、風水で夫婦円満になるためには、「延年」の方角にリビングをつくるのが最適です。
「延年」とは、4つある吉方位のうちの1つで、人間関係に大きく影響します。
リビングを設置すれば、夫婦のコミュニケーションが増えて、自然と笑顔のあふれる家庭になるでしょう。
これだけではよくわからないと思いますので、順を追って解説していきますね。
「延年」の方角は生まれた年と性別によって違う
注意点として、「延年」の方角は全員共通ではありません。そのひとの生まれた年と性別によって違います。
八宅風水では、人間を以下の8つのタイプに分けて考えます。
- 乾(けん)
- 兌(だ)
- 離(り)
- 震(しん)
- 巽(そん)
- 坎(かん)
- 艮(ごん)
- 坤(こん)
下の表に何年生まれのひとがどのタイプに属するかをまとめたので、まず自分とパートナーがどのタイプかを確認しましょう。
生まれた年 | 男性 | 女性 |
昭和48・57・
平成3・12 |
離(り) | 乾(けん) |
昭和40・49・58・
平成4・13 |
艮(ごん) | 兌(だ) |
昭和41・50・59・
平成5・14 |
兌(だ) | 艮(ごん) |
昭和42・51・60・
平成6・15 |
乾(けん) | 離(り) |
昭和43・52・61・
平成7・16 |
坤(こん) | 坎(かん) |
昭和44・53・62・
平成8・17 |
巽(そん) | 坤(こん) |
昭和45・54・63・
平成9・18 |
震(しん) | 震(しん) |
昭和46・55・
平成1・10 |
坤(こん) | 巽(そん) |
昭和47・56・
平成2・11 |
坎(かん) | 艮(ごん) |
ただし、風水では元旦ではなく2月の節入り(立春)を1年の区切りとします。
節入り前に生まれたひとは前年生まれの扱いになりますので、注意してください。
また、節入り日時はその年によって変わってきます。
各年の節入り日時は以下のサイトで確認可能です。2月4日~5日生まれで、なおかつ出生時間のわかる方は確認しておきましょう。
節入り早見表
それでは本題に入ります。それぞれのタイプの「延年」は、以下のとおり。
- 乾(けん)タイプ…南西
- 兌(だ)タイプ…北東
- 離(り)タイプ…北
- 震(しん)タイプ…南東
- 巽(そん)タイプ…東
- 坎(かん)タイプ…南
- 艮(ごん)タイプ…西
- 坤(こん)タイプ…北西
たとえば乾(けん)タイプのひとが家を建てるなら、「家の中心から見て南西の方角」にリビングをつくれば、風水上夫婦円満になる間取りとなります。
ただ注意点として、夫婦ふたりとも乾(けん)タイプならそれで何の問題もないのですが、ほとんどの夫婦はタイプがバラバラですよね。
夫婦でタイプが合わない場合は、一家の支えになるひとの「延年」にリビングをつくるか、とくに運気を上げたいひとの「延年」にリビングをつくります。
そのうえで、夫婦それぞれが「リビングの中心から見て自分にとっての『延年』の方角」にすわるようにしてください。
すわる位置を「延年」の方角にするだけでも、夫婦仲アップの効果が出ますよ。
夫婦円満になるためには玄関ドアの向きも大事
人間とおなじように、家自体も以下の8つのタイプに分けられます。
- 乾宅(けんたく)…玄関ドアの向きが南東を向いている家
- 兌宅(だたく)…玄関ドアの向きが東を向いている家
- 離宅(りたく)…玄関ドアの向きが北を向いている家
- 震宅(しんたく)…玄関ドアの向きが西を向いている家
- 巽宅(そんたく)…玄関ドアの向きが北西を向いている家
- 坎宅(かんたく)…玄関ドアの向きが南を向いている家
- 艮宅(ごんたく)…玄関ドアの向きが南西を向いている家
- 坤宅(こんたく)…玄関ドアの向きが北東を向いている家
分けかたの基準は、「玄関ドアの向き」がどの方位を向いているかです。
「玄関ドアの向き」とは、家のなかから玄関ドアを開けて外を見たときに、自分の顔が向いている方位のこと。
8つのタイプの家にも、それぞれ「延年」の方角があり、家を建てる際は自分のタイプとあわせて、家のタイプも考えなければいけません。
具体的には以下のとおりです。
- 乾宅(けんたく)の「延年」…南西
- 兌宅(だたく)の「延年」…北東
- 離宅(りたく)の「延年」…北
- 震宅(しんたく)の「延年」…南東
- 巽宅(そんたく)の「延年」…東
- 坎宅(かんたく)の「延年」…南
- 艮宅(ごんたく)の「延年」…西
- 坤宅(こんたく)の「延年」…北西
夫婦円満になることを最優先に考えるなら、人間のタイプによる「延年」と家のタイプによる「延年」が重なった家を建てて、その方角にリビングを設置しましょう。
8つもあって覚えるのが大変なように見えるかもしれませんが、乾(けん)タイプと乾宅(けんたく)は南西、離(り)タイプと離宅(りたく)は北、といったように、名前がおなじなら「延年」の方角もおなじです。
自分もしくは運気を上げたいパートナーのタイプとおなじ名前の家を建てれば間違いないので、ややこしく考える必要はありませんよ。
ここまで書いてきましたが、以上のことを守れば、夫婦円満になるための風水における準備はバッチリです。
間取りを決める際に、かならず取り入れるようにしてくださいね。
なお、逆に夫婦の仲が悪くなって離婚につながる間取りというものも存在します。以下の記事で解説していますので、興味がある方はこちらも参考にしてください。
「細かいことはいいから風水上完璧な間取りを教えて!」という方には以下の記事がおすすめです。
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