「不幸なことがすごい続くんだけど、もしかして気づかないうちに風水的に悪いことしちゃってる?」
「不幸が続く風水ってどんなものなの? くわしく教えて!」
不幸が続くと、運気を下げる行動をしてしまっているのではないかと、不安になりますよね。
この記事では、あなたに不幸が続く原因が風水によるものかどうかを確認し、当てはまっていれば風水による対策法を、わかりやすく解説します。
読めば、風水が原因での不幸をキッパリ終わらせる方法がわかりますので、ぜひ最後まで読んでください。
不幸が続く風水的間取りの法則
風水が原因での不幸というと、第一に考えられるのはあなたの家の間取りです。
不幸を招く間取りには、以下の2つの法則があります。
- 玄関と居住スペースが凶方位にある
- 水回りと収納スペースが吉方位にある
どんな家にも4つの凶方位と4つの吉方位が存在し、以上の法則にしたがってすべての間取りを埋めると、できあがるのは最悪な家相です。
ただし、凶方位と吉方位は全員に共通するものではなく、生まれた年と性別によって大きく変わってきます。
現時点でよくわからなくても大丈夫です。どういうことなのか、詳しく解説していきますね。
不幸をこれ以上続かせないために自分と家族のタイプをチェック
八宅風水では、人間を以下の8つのタイプに分けて考えます。
- 乾(けん)
- 兌(だ)
- 離(り)
- 震(しん)
- 巽(そん)
- 坎(かん)
- 艮(ごん)
- 坤(こん)
下の表に何年生まれのひとがどのタイプに属するかをまとめたので、まず自分と家族がどのタイプかを確認しましょう。
生まれた年 | 男性 | 女性 |
昭和3・12・21・30・39・48・57・
平成3・12・21・30 |
離(り) | 乾(けん) |
昭和4・13・22・31・40・49・58・
平成4・13・22・ 令和1 |
艮(ごん) | 兌(だ) |
昭和5・14・23・32・41・50・59・
平成5・14・23・ 令和2 |
兌(だ) | 艮(ごん) |
昭和6・15・24・33・42・51・60・
平成6・15・24・ 令和3 |
乾(けん) | 離(り) |
昭和7・16・25・34・43・52・61
平成7・16・25・ 令和4 |
坤(こん) | 坎(かん) |
昭和8・17・26・35・44・53・62・
平成8・17・26・ 令和5 |
巽(そん) | 坤(こん) |
昭和9・18・27・36・45・54・63・
平成9・18・27・ 令和6 |
震(しん) | 震(しん) |
昭和10・19・28・37・46・55・
平成1・10・19・28・ 令和7 |
坤(こん) | 巽(そん) |
昭和11・20・29・38・47・56・
平成2・11・20・29・ 令和8 |
坎(かん) | 艮(ごん) |
ただし、風水では元旦ではなく2月の節入り(立春)を1年の区切りとします。
節入り前に生まれたひとは前年生まれの扱いになりますので、注意してください。
また、節入り日時はその年によって変わってきます。
各年の節入り日時は以下のサイトで確認可能です。2月4日~5日生まれで、なおかつ出生時間のわかる方は確認しておきましょう。
節入り早見表
それでは本題に入ります。各タイプの凶方位は以下のとおり。
・乾(けん)・兌(だ)・艮(ごん)・坤(こん)タイプ
→南・東・北・南東が凶方位
・離(り)・震(しん)・巽(そん)・坎(かん)タイプ
→北西・西・南西・北東が凶方位
凶方位に当てはまらないのこりの方角は、すべて吉方位です。
たとえば乾(けん)タイプのひとであれば、家の中心から見て南・東・北・南東に玄関や寝室・リビング・仕事部屋(勉強部屋)があると、不幸を招く間取りに。
あまった西・北東・南西・北西にキッチン・お風呂場・トイレ・収納スペースがあると、さらに最悪な間取りとなります。
理由は、水回りと収納スペースには凶作用を抑える効果があるからです。
凶方位にあれば凶作用を抑えてくれますが、吉方位にあると逆に運気を下げてしまう効果があります。
玄関と居住スペースは凶作用の影響をモロに受けてしまうため、凶方位にあれば運気低下は避けられません。
このような間取りの家に住んでいる場合は、すぐに引っ越しましょう。
不幸が続く土地
風水が原因での不幸で第二に考えられるのは、あなたの住んでいる土地です。
以下の18つのどれかに当てはまった土地に住んでいる場合、これからも不幸が続いてしまいます。
- 穿心殺(せんしんさつ)
- とう門殺(とうもんさつ)
- 丁字路口(ていじろこう)
- 反弓直箭(はんきゅうちょくせん)
- 反光殺(はんこうさつ)
- 火殺(かさつ)
- 天斬殺(てんざんさつ)
- 隔角殺(かっかくさつ)
- 鎌刀殺(れんとうさつ)
- せん刀殺(せんとうさつ)
- 割脚殺(かっきゃくさつ)
- 探頭殺(たんとうさつ)
- 沖天殺(ちゅうてんさつ)
- 光殺(こうさつ)
- 風殺(ふうさつ)
- 孤峯独秀(こほうどくしゅう)
- 虎強龍弱(こきょうりゅうじゃく)
- 露風殺(ろふうさつ)
それぞれどんな土地なのか、解説していきましょう。
穿心殺(せんしんさつ)
穿心殺(せんしんさつ)とは、家の真正面に電柱や街灯・道路標識・樹木といった大きなものが立っている状態のこと。
このような土地に住んでいると、家の主人が健康を害したり、苦労を背負うことになります。
どうしても引っ越せない場合は、電柱や街灯が見えないようにカーテンで隠したり、家の外に鏡をつけて、悪い気をはね返すのが有効です。
とう門殺(とうもんさつ)
とう門殺(とうもんさつ)とは、自分の家の玄関がほかの家の玄関と向き合うように建っている状態。
おたがいが運気的に争う形となり、もめごとが起こりやすい土地です。
どうしても引っ越せない場合は、塀や生垣・門を設置して、玄関が見えないようにしてください。
もしくは、玄関の内側にのれんやカーテンをかけて隠したり、玄関の外側に鏡をつけて凶作用をはね返すのも有効です。
丁字路口(ていじろこう)
丁字路口(ていじろこう)とは、T字路のつきあたりや、直線道路のつきあたりにある土地のこと。
道路からまっすぐ向かってくる邪気が直撃するため、風水的に悪いとされています。
とくにつきあたりの正面に玄関がある家は最悪で、突発的な事故やケガ、金銭問題に高確率で巻き込まれてしまうでしょう。
どうしても引っ越せない場合は、家と道路のあいだに塀や生垣を設置して、邪気を遮断しましょう。
玄関の外側に鏡をつけて邪気をはね返すのも有効です。
反弓直箭(はんきゅうちょくせん)
反弓直箭(はんきゅうちょくせん)とは、いま解説した丁字路口(ていじろこう)の道路がカーブ状になった土地のこと。
弓矢が家を射るような形に見えることから、この名がついています。
道路から来る邪気が家に直撃するため、つねに圧迫感を感じて、精神的に参ってしまうでしょう。
どうしても引っ越せない場合は、家と道路のあいだに塀や生垣を設置して見えなくするか、鏡をつけてはね返すのが有効です。
反光殺(はんこうさつ)
反光殺(はんこうさつ)とは、ガラス張りのビルのような、外壁が鏡のようになっている建物が目の前にある土地のこと。
このような土地に住んでいると、怒りを感じやすくなり、もめごとを起こしてケガをする可能性が高くなります。
どうしても引っ越せない場合は、ビルに向かって鏡を設置して邪気をはね返すしかありません。
火殺(かさつ)
火殺(かさつ)とは、高圧線の鉄塔やとがった建物が家の正面にある、もしくは家から見える状態のこと。
その建物が大きければ大きいほど悪影響があり、火災や流血事件に巻き込まれる危険性があります。
どうしても引っ越せない場合は、カーテンをかけて家から見えないようにするほかありません。
天斬殺(てんざんさつ)
天斬殺(てんざんさつ)とは、2つの高い建物があり、そのすき間の延長線上に家が建った状態のこと。
家が刀の切っ先で天から斬られたように見えることから、この名がついています。
高い建物のあいだから吹く風によって、良い気が散ってしまうとされ、とくに身体に影響が出やすいです。
ただ、上の画像のように2つの建物の奥に別の大きな建物が見えている場合は、悪い運気を引き寄せる心配はありません。
隔角殺(かっかくさつ)
隔角殺(かっかくさつ)とは、自分の家に対して、近くに建つ建物の角が向かって来ている状態のこと。
圧迫感から精神的ダメージを受け、悪い運気を引き寄せてしまいます。
なかでも、角が自分の家の玄関に向かっている場合は最悪です。ただし、その角が視界に入っていなければ問題ありません。
どうしても引っ越せない場合は、カーテンやブラインドを取りつけたり、生垣や高い樹木を植えて、角が見えないようにしましょう。
角が映るように鏡を設置するのも効果的です。
鎌刀殺(れんとうさつ)
鎌刀殺(れんとうさつ)とは、川や道路のカーブの外側に家が建っている状態のこと。
カーブが鎌の刃となり、ばっさり斬られるような悪影響があります。
どうしても引っ越せない場合は、カーテンやブラインドで外が見えないようにするか、外に鏡を設置して邪気をはねかえすのが効果的。
逆に、カーブの内側に建っている場合は運気良好です。
せん刀殺(せんとうさつ)
せん刀殺(せんとうさつ)とは、交差点の角の部分に家が建っている状態のこと。
金運と健康運に悪影響が出るほか、予想外のケガにも注意が必要です。
どうしても引っ越せない場合は、カーテンやブラインドで外を見えなくしたうえで、鏡を外にかけて邪気をはねかえしましょう。
割脚殺(かっきゃくさつ)
割脚殺(かっきゃくさつ)とは、高速道路が家のすぐそばを通っている状態のこと。
散財の暗示があり、悪い気を引き寄せてしまいます。
どうしても引っ越せない場合は、家の外に鏡をかけて、邪気をはねかえすのが効果的です。
探頭殺(たんとうさつ)
探頭殺(たんとうさつ)とは、低いビルの上から、背後の高いビルの上階が、まるで頭のようにわずかに見えている状態のこと。
盗難に遭ったり、子供が不良になるので、このような風景が見える場合はすぐに引っ越しましょう。
どうしても引っ越せない場合は、家の外に鏡をかけてはねかえすのが効果的です。
沖天殺(ちゅうてんさつ)
沖天殺(ちゅうてんさつ)とは、工場の煙突がたくさん見える状態のこと。
健康を損なう可能性があり、うっかりケガをしてしまうことも増えます。
どうしても引っ越せない場合は、カーテンやブラインドをかけて、煙突が見えないようにしましょう。
光殺(こうさつ)
光殺(こうさつ)とは、ネオンのような光る看板が家の正面にあり、ひと晩中照らされている状態のこと。
精神的ダメージを受け、短気になりがちです。
どうしても引っ越せない場合は、カーテンやブラインドで光を遮断するしかありません。
風殺(ふうさつ)
風殺(ふうさつ)とは、家の周囲に建物や樹木といった、さえぎるものが何もない状態のこと。
風にさらされ、気が守られなくなります。財運が下がって、他人の助けが受けられなくなる暗示も。
どうしても引っ越せない場合は、木を植えたり塀で囲って、家を守ってください。
孤峯独秀(こほうどくしゅう)
孤峯独秀(こほうどくしゅう)とは、丘や崖のうえにぽつんと1軒だけ家が建っている状態のこと。
気が流れ散ってしまい、性格が高慢になって孤独になります。
どうしても引っ越せない場合は、家の周囲に木を植えたり、塀で囲いましょう。
虎強龍弱(こきょうりゅうじゃく)
虎強龍弱(こきょうりゅうじゃく)とは、家の右に高い建物があり、左が低くなっている状態のこと。
争いごとを好むようになる凶相です。
フォローするのはむずかしいので、このような土地に住んでいるならすぐに引っ越しましょう。
露風殺(ろふうさつ)
露風殺(ろふうさつ)とは、周囲の建物とくらべて見たときに、自分の家が飛びぬけて高い状態のこと。
人間関係で孤立しやすくなり、そのトラブルがもとで病気になってしまう可能性もあります。
ただし、集合住宅で両隣に部屋がある場合は、近隣トラブルの心配はありません。危険なのは角部屋だけです。
どうしても引っ越せない場合は、外に鏡をかけて、邪気をはね返しましょう。
不幸を続かせない最良の対策法
不幸を招く間取りと土地について解説してきましたが、本気で不幸を終わらせたいと悩んでいるなら、注文住宅の購入をおすすめします。
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既存の住宅にないなら、完璧になるように注文すればいいのです。
土地も上記の18つに当てはまらない土地を自分でえらぶことができます。
なにか不幸が起こるたびに「風水のせいかもしれない」と不安になる生活は、もうやめましょう。
以下の記事であなたにとって風水上完璧な間取りのつくりかたを解説していますので、ぜひ参考にして、家づくりを検討してみてください。
引っ越しに最適な時期も以下の記事で解説しています。さらに万全を期したい方や、家を建てる気はないけど引っ越しだけでもしたい、という方はぜひどうぞ。
ここまで書いてきましたが、運気の善し悪しは目に見えないものなだけに、不幸を招く家だとわかっていながら住み続けていると、精神的に参ってしまいます。
終わってみれば「もっと早く行動すればよかった」ときっと感じるはずなので、この記事を読んだことをきっかけに、思い切った決断をしてみましょう。
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