「家を建てようと思ってるんだけど、なるべく風水的にいい家にしたいんだよね」
「子供の能力を上げる風水ってないの? 有能な子が育つように、くわしく教えて!」
家族で暮らす家づくり、新生活の幕開けとともに、子供の能力を上げられたら一石二鳥ですよね。
この記事では、子供の能力が上がる子供部屋をつくる方法を、世界中で人気の高い八宅風水の観点から、わかりやすく解説します。
読めば、その部屋で長時間過ごすだけでぐんぐん能力が上がっていく方法がわかりますので、ぜひ最後まで読んでください。
風水で子供の能力を上げるには「生気」か「天医」の方角に子供部屋をつくる
風水で子供の能力を上げるには、家の中心から見てその子にとっての「生気」か「天医」の方角に子供部屋をつくるのが有効です。
「生気」とは4つある吉方位のうちもっとも運気のいい方位で、部屋をつくって過ごすと、気持ちが前向きになり、行動力が出てきます。
クリエイティブな思考や積極的な行動をする習慣がついて、大人になったときに仕事で大きな成功を収めるでしょう。
ただし、活力が湧きすぎて安眠できなくなるリスクもあるので、落ち着いた子になってほしい場合は注意が必要です。
「天医」とは4つある吉方位のうち2番目に運気のいい方位で、部屋をつくって過ごすと、心身が安定し、集中して物事に取り組めるようになって、勉強や仕事を効率よくできる子に。
天の医療がほどこされる癒しの方位でもあるので、健康面での不安やストレスを感じやすい子には、リラックス効果のある「天医」の部屋がおすすめです。
「生気」と「天医」の方角は全員に共通するものではなく、その子の生まれ年と性別によって変わります。
具体的な方角をこのあと解説していきますね。
「生気」と「天医」の方角は生まれた年と性別によって違う
それでは、あなたの子供にとっての「生気」と「天医」の方角を見ていきましょう。
八宅風水では、人間を以下の8つのタイプに分けて考えます。
- 乾(けん)
- 兌(だ)
- 離(り)
- 震(しん)
- 巽(そん)
- 坎(かん)
- 艮(ごん)
- 坤(こん)
下の表に何年生まれの子供がどのタイプに属するかをまとめたので、まず自分の子供がどのタイプかを確認しましょう。
生まれた年 | 男の子 | 女の子 |
平成21・30・
令和9 |
離(り) | 乾(けん) |
平成22・
令和1 |
艮(ごん) | 兌(だ) |
平成23・
令和2 |
兌(だ) | 艮(ごん) |
平成15・24・
令和3 |
乾(けん) | 離(り) |
平成16・25・
令和4 |
坤(こん) | 坎(かん) |
平成17・26・
令和5 |
巽(そん) | 坤(こん) |
平成18・27・
令和6 |
震(しん) | 震(しん) |
平成19・28・
令和7 |
坤(こん) | 巽(そん) |
平成20・29・
令和8 |
坎(かん) | 艮(ごん) |
ただし、風水では元旦ではなく2月の節入り(立春)を1年の区切りとします。
節入り前に生まれた子供は前年生まれの扱いになりますので、注意してください。
また、節入り日時はその年によって変わってきます。
各年の節入り日時は以下のサイトで確認可能です。2月4日~5日生まれの子供がいる方は確認しておきましょう。
節入り早見表
あなたの子供のタイプがわかりましたね? 各タイプごとの「生気」と「天医」は、以下のとおり。
- 乾(けん)タイプ…西が「生気」、北東が「天医」
- 兌(だ)タイプ…北西が「生気」、南西が「天医」
- 離(り)タイプ…東が「生気」、南東が「天医」
- 震(しん)タイプ…南が「生気」、北が「天医」
- 巽(そん)タイプ…北が「生気」、南が「天医」
- 坎(かん)タイプ…南東が「生気」、東が「天医」
- 艮(ごん)タイプ…南西が「生気」、北西が「天医」
- 坤(こん)タイプ…北東が「生気」、西が「天医」
たとえば乾(けん)タイプの子であれば、家の中心から見て西に子供部屋をつくると、前向きで行動力のある子に。
北東に子供部屋をつくると、心身の安定した効率よく物事を進める子になります。
あまり元気のない子には「生気」の部屋を、元気がありすぎる暴れん坊な子には「天医」の部屋を与えるとよいでしょう。
子供の能力を最大まで上げるには玄関ドアの向きも大事
人間とおなじように、家自体も以下の8つのタイプに分けられます。
- 乾宅(けんたく)…玄関ドアの向きが南東を向いている家
- 兌宅(だたく)…玄関ドアの向きが東を向いている家
- 離宅(りたく)…玄関ドアの向きが北を向いている家
- 震宅(しんたく)…玄関ドアの向きが西を向いている家
- 巽宅(そんたく)…玄関ドアの向きが北西を向いている家
- 坎宅(かんたく)…玄関ドアの向きが南を向いている家
- 艮宅(ごんたく)…玄関ドアの向きが南西を向いている家
- 坤宅(こんたく)…玄関ドアの向きが北東を向いている家
分けかたの基準は、「玄関ドアの向き」がどの方位を向いているかです。
「玄関ドアの向き」とは、家のなかから玄関ドアを開けて外を見たときに、自分の顔が向いている方位のこと。
8つのタイプの家にも、それぞれ「生気」と「天医」の方角があり、家を建てる際は子供のタイプとあわせて、家のタイプも考えなければいけません。
具体的には以下のとおり。
- 乾宅(けんたく)…西が「生気」、北東が「天医」
- 兌宅(だたく)…北西が「生気」、南西が「天医」
- 離宅(りたく)…東が「生気」、南東が「天医」
- 震宅(しんたく)…南が「生気」、北が「天医」
- 巽宅(そんたく)…北が「生気」、南が「天医」
- 坎宅(かんたく)…南東が「生気」、東が「天医」
- 艮宅(ごんたく)…南西が「生気」、北西が「天医」
- 坤宅(こんたく)…北東が「生気」、西が「天医」
お気づきかもしれませんが、乾(けん)タイプと乾宅(けんたく)はどちらも西が「生気」・北東が「天医」といったように、名前がおなじなら「生気」と「天医」の方角もおなじです。
子供の能力を最大まで上げることを最優先に考えるなら、子供のタイプとおなじ名前の家を建てましょう。
「生気」と「生気」が重なった部屋はこれ以上ない最強の方位であり、「天医」と「天医」が重なった部屋は子供にとって究極の癒し空間となります。
ここまで書いてきましたが、間取りの風水にこだわれるのは注文住宅ならでは。
子供が大人になって振り返ったときに、「最高の実家だった」と思えるように、素晴らしい部屋をつくってあげてくださいね。
なお、子供部屋に限らずすべての間取りを風水上完璧にする方法を以下の記事で解説していますので、こちらもぜひ読んで参考にしていただければ幸いです。
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