水回りは風水上どこに置くのが最適？答え→生まれ年と性別による！

「家を建てようと思ってるんだけど、せっかく建てるなら風水にこだわりたいな」

「水回りはどの方角に置いたらいい？　位置決めについてくわしく教えて！」

人生で一度の家づくり、運気の悪い家を建てて後悔したくないですよね。

この記事では、風水的に最適な水回りの設置場所を、世界中で人気の高い八宅風水の観点から、わかりやすく解説します。

読めば、家づくりをするにあたって水回りで運気を上げる方法がわかりますので、ぜひ最後まで読んでください。

水回りを置くのに最適な方角は生まれ年と性別によって違う
水回りの位置を最適にするためには玄関ドアの向きも大事
新居でともに暮らすたいせつな奥様のために

水回りを置くのに最適な方角は生まれ年と性別によって違う

水回りを置くのに最適な方角は、じつは生まれた年と性別によって違います。

八宅風水では、人間を以下の8つのタイプに分けて考えます。

乾（けん）
兌（だ）
離（り）
震（しん）
巽（そん）
坎（かん）
艮（ごん）
坤（こん）

下の表に何年生まれのひとがどのタイプに属するかをまとめたので、まず自分と家族がどのタイプかを確認しましょう。

生まれた年	男性	女性
昭和3・12・21・30・39・48・57・平成3・12・21・30	離（り）	乾（けん）
昭和4・13・22・31・40・49・58・平成4・13・22・令和1	艮（ごん）	兌（だ）
昭和5・14・23・32・41・50・59・平成5・14・23・令和2	兌（だ）	艮（ごん）
昭和6・15・24・33・42・51・60・平成6・15・24・令和3	乾（けん）	離（り）
昭和7・16・25・34・43・52・61 平成7・16・25・令和4	坤（こん）	坎（かん）
昭和8・17・26・35・44・53・62・平成8・17・26・令和5	巽（そん）	坤（こん）
昭和9・18・27・36・45・54・63・平成9・18・27・令和6	震（しん）	震（しん）
昭和10・19・28・37・46・55・平成1・10・19・28・令和7	坤（こん）	巽（そん）
昭和11・20・29・38・47・56・平成2・11・20・29・令和8	坎（かん）	艮（ごん）

ただし、風水では元旦ではなく2月の節入り（立春）を1年の区切りとします。

節入り前に生まれたひとは前年生まれの扱いになりますので、注意してください。

また、節入り日時はその年によって変わってきます。

各年の節入り日時は以下のサイトで確認可能です。2月4日～5日生まれで、なおかつ出生時間のわかる方は確認しておきましょう。
節入り早見表

それでは、各タイプによる理想の水回りの方角を解説していきます。

乾（けん）タイプのひとは南・東・北・南東

乾（けん）タイプのひとは、水回りを南・東・北・南東にそれぞれ設置しましょう。

これらは乾（けん）タイプのひとにとっての凶方位であり、風水上水回りは凶作用を流し去ってくれる効果があるため、吉方位ではなく凶方位に設置するのがベストなのです。

いま挙げた4つ以外の吉方位に水回りを設置してしまうと、逆に凶作用をもたらしてしまい、風水的に悪い家となります。

ほかの間取りとの兼ね合いでどうしても吉方位に水回りを設置するしかない場合は、色（ラッキーカラー）をつかってフォローする、「化殺」という方法があります。

乾（けん）タイプのひとが「化殺」につかえる色は、以下のとおり。

西（生気）…緑色
北東（天医）…茶色
南西（延年）…金・銀・白
北西（伏位）…緑色

カッコ内に書いてあるのは風水上の方位の名前で、上から順番に吉作用が大きいことを表します。

水回りは吉作用の大きさがそのまま災いの大きさになるので、乾（けん）タイプのひとが西に水回りを設置すると、風水上最悪です。

もし西に水回りを設置するなら、壁の色を緑色にしたり、緑色の小物を水回りに置くと、「化殺」効果が出て凶作用が抑えられます。

兌（だ）タイプのひとは東・南・南東・北

兌（だ）タイプのひとは、水回りを東・南・南東・北にそれぞれ設置しましょう。

これらは兌（だ）タイプのひとにとっての凶方位であり、風水上水回りは凶作用を流し去ってくれる効果があるため、吉方位ではなく凶方位に設置するのがベストなのです。

いま挙げた4つ以外の吉方位に水回りを設置してしまうと、逆に凶作用をもたらしてしまい、風水的に悪い家となります。

兌（だ）タイプのひとが「化殺」につかえる色は、以下のとおり。

北西（生気）…緑色
南西（天医）…茶色
北東（延年）…金・銀・白
西（伏位）…緑色

カッコ内に書いてあるのは風水上の方位の名前で、上から順番に吉作用が大きいことを表します。

水回りは吉作用の大きさがそのまま災いの大きさになるので、兌（だ）タイプのひとが北西に水回りを設置すると、風水上最悪です。

もし北西に水回りを設置するなら、壁の色を緑色にしたり、緑色の小物を水回りに置くと、「化殺」効果が出て凶作用が抑えられます。

離（り）タイプのひとは北西・西・南西・北東

離（り）タイプのひとは、水回りを北西・西・南西・北東にそれぞれ設置しましょう。

これらは離（り）タイプのひとにとっての凶方位であり、風水上水回りは凶作用を流し去ってくれる効果があるため、吉方位ではなく凶方位に設置するのがベストなのです。

いま挙げた4つ以外の吉方位に水回りを設置してしまうと、逆に凶作用をもたらしてしまい、風水的に悪い家となります。

離（り）タイプのひとが「化殺」につかえる色は、以下のとおり。

東（生気）…緑色
南東（天医）…茶色
北（延年）…金・銀・白
南（伏位）…緑色

カッコ内に書いてあるのは風水上の方位の名前で、上から順番に吉作用が大きいことを表します。

水回りは吉作用の大きさがそのまま災いの大きさになるので、離（り）タイプのひとが東に水回りを設置すると、風水上最悪です。

もし東に水回りを設置するなら、壁の色を緑色にしたり、緑色の小物を水回りに置くと、「化殺」効果が出て凶作用が抑えられます。

震（しん）タイプのひとは西・北西・北東・南西

震（しん）タイプのひとは、水回りを西・北西・北東・南西にそれぞれ設置しましょう。

これらは震（しん）タイプのひとにとっての凶方位であり、風水上水回りは凶作用を流し去ってくれる効果があるため、吉方位ではなく凶方位に設置するのがベストなのです。

いま挙げた4つ以外の吉方位に水回りを設置してしまうと、逆に凶作用をもたらしてしまい、風水的に悪い家となります。

震（しん）タイプのひとが「化殺」につかえる色は、以下のとおり。

南（生気）…緑色
北（天医）…茶色
南東（延年）…金・銀・白
東（伏位）…緑色

カッコ内に書いてあるのは風水上の方位の名前で、上から順番に吉作用が大きいことを表します。

水回りは吉作用の大きさがそのまま災いの大きさになるので、震（しん）タイプのひとが南に水回りを設置すると、風水上最悪です。

もし南に水回りを設置するなら、壁の色を緑色にしたり、緑色の小物を水回りに置くと、「化殺」効果が出て凶作用が抑えられます。

巽（そん）タイプのひとは北東・南西・西・北西

巽（そん）タイプのひとは、水回りを北東・南西・西・北西にそれぞれ設置しましょう。

これらは巽（そん）タイプのひとにとっての凶方位であり、風水上水回りは凶作用を流し去ってくれる効果があるため、吉方位ではなく凶方位に設置するのがベストなのです。

いま挙げた4つ以外の吉方位に水回りを設置してしまうと、逆に凶作用をもたらしてしまい、風水的に悪い家となります。

巽（そん）タイプのひとが「化殺」につかえる色は、以下のとおり。

北（生気）…緑色
南（天医）…茶色
東（延年）…金・銀・白
南東（伏位）…緑色

カッコ内に書いてあるのは風水上の方位の名前で、上から順番に吉作用が大きいことを表します。

水回りは吉作用の大きさがそのまま災いの大きさになるので、巽（そん）タイプのひとが北に水回りを設置すると、風水上最悪です。

もし北に水回りを設置するなら、壁の色を緑色にしたり、緑色の小物を水回りに置くと、「化殺」効果が出て凶作用が抑えられます。

坎（かん）タイプのひとは南西・北東・北西・西

坎（かん）タイプのひとは、水回りを南西・北東・北西・西にそれぞれ設置しましょう。

これらは坎（かん）タイプのひとにとっての凶方位であり、風水上水回りは凶作用を流し去ってくれる効果があるため、吉方位ではなく凶方位に設置するのがベストなのです。

いま挙げた4つ以外の吉方位に水回りを設置してしまうと、逆に凶作用をもたらしてしまい、風水的に悪い家となります。

坎（かん）タイプのひとが「化殺」につかえる色は、以下のとおり。

南東（生気）…緑色
東（天医）…茶色
南（延年）…金・銀・白
北（伏位）…緑色

カッコ内に書いてあるのは風水上の方位の名前で、上から順番に吉作用が大きいことを表します。

水回りは吉作用の大きさがそのまま災いの大きさになるので、坎（かん）タイプのひとが南東に水回りを設置すると、風水上最悪です。

もし南東に水回りを設置するなら、壁の色を緑色にしたり、緑色の小物を水回りに置くと、「化殺」効果が出て凶作用が抑えられます。

艮（ごん）タイプのひとは南東・北・東・南

艮（ごん）タイプのひとは、水回りを南東・北・東・南にそれぞれ設置しましょう。

これらは艮（ごん）タイプのひとにとっての凶方位であり、風水上水回りは凶作用を流し去ってくれる効果があるため、吉方位ではなく凶方位に設置するのがベストなのです。

いま挙げた4つ以外の吉方位に水回りを設置してしまうと、逆に凶作用をもたらしてしまい、風水的に悪い家となります。

艮（ごん）タイプのひとが「化殺」につかえる色は、以下のとおり。

南西（生気）…緑色
北西（天医）…茶色
西（延年）…金・銀・白
北東（伏位）…緑色

カッコ内に書いてあるのは風水上の方位の名前で、上から順番に吉作用が大きいことを表します。

水回りは吉作用の大きさがそのまま災いの大きさになるので、艮（ごん）タイプのひとが南西に水回りを設置すると、風水上最悪です。

もし南西に水回りを設置するなら、壁の色を緑色にしたり、緑色の小物を水回りに置くと、「化殺」効果が出て凶作用が抑えられます。

坤（こん）タイプのひとは北・南東・南・東

坤（こん）タイプのひとは、水回りを北・南東・南・東にそれぞれ設置しましょう。

これらは坤（こん）タイプのひとにとっての凶方位であり、風水上水回りは凶作用を流し去ってくれる効果があるため、吉方位ではなく凶方位に設置するのがベストなのです。

いま挙げた4つ以外の吉方位に水回りを設置してしまうと、逆に凶作用をもたらしてしまい、風水的に悪い家となります。

坤（こん）タイプのひとが「化殺」につかえる色は、以下のとおり。

北東（生気）…緑色
西（天医）…茶色
北西（延年）…金・銀・白
南西（伏位）…緑色

カッコ内に書いてあるのは風水上の方位の名前で、上から順番に吉作用が大きいことを表します。

水回りは吉作用の大きさがそのまま災いの大きさになるので、坤（こん）タイプのひとが北東に水回りを設置すると、風水上最悪です。

もし北東に水回りを設置するなら、壁の色を緑色にしたり、緑色の小物を水回りに置くと、「化殺」効果が出て凶作用が抑えられます。

家族でタイプが異なる場合は一家の支えになるひとのタイプに合わせる

家族でタイプが異なり、凶方位と吉方位がまったく一致しない場合は、一家の支えになるひとのタイプに合わせるのが基本です。

もしくは、出産予定の奥さんや、受験を控えた子どもといったような、とくに運気を上げたい家族がいる場合はそのひとのタイプに合わせましょう。

水回りの位置を最適にするためには玄関ドアの向きも大事

人間とおなじように、家自体も以下の8つのタイプに分けられます。

乾宅（けんたく）…玄関ドアの向きが南東を向いている家
兌宅（だたく）…玄関ドアの向きが東を向いている家
離宅（りたく）…玄関ドアの向きが北を向いている家
震宅（しんたく）…玄関ドアの向きが西を向いている家
巽宅（そんたく）…玄関ドアの向きが北西を向いている家
坎宅（かんたく）…玄関ドアの向きが南を向いている家
艮宅（ごんたく）…玄関ドアの向きが南西を向いている家
坤宅（こんたく）…玄関ドアの向きが北東を向いている家

分けかたの基準は、「玄関ドアの向き」がどの方位を向いているかです。

「玄関ドアの向き」とは、家のなかから玄関ドアを開けて外を見たときに、自分の顔が向いている方位のこと。

8つのタイプの家にも、それぞれ凶方位と吉方位があり、水回りの位置を決める際は自分のタイプとあわせて、家のタイプも考えなければいけません。

下の表にそれぞれの凶方位と吉方位をまとめたので、見てください。

名称	北	北東	東	南東	南	南西	西	北西
乾宅	凶	吉	凶	凶	凶	吉	吉	吉
兌宅	凶	吉	凶	凶	凶	吉	吉	吉
離宅	吉	凶	吉	吉	吉	凶	凶	凶
震宅	吉	凶	吉	吉	吉	凶	凶	凶
巽宅	吉	凶	吉	吉	吉	凶	凶	凶
坎宅	吉	凶	吉	吉	吉	凶	凶	凶
艮宅	凶	吉	凶	凶	凶	吉	吉	吉
坤宅	凶	吉	凶	凶	凶	吉	吉	吉