「へーベルハウスで家を建てようと思ってるんだけど、外観がちょっとダサい?」
「そこまでかっこ悪いようには感じないんだけど、世の中的にはへーベルハウスの家ってどう思われてるの?」
大手ハウスメーカー、へーベルハウス。いざ家を建てるとなると、周りのひとからの評価は気になりますよね。
この記事では、一般的にへーベルハウスの家の外観はダサいといわれているのか、いわれているとしたら理由は何なのかを解説します。
読めば、これらの疑問の答えに加えて、ダサくしないためにどうしたらいいかがわかるようになりますので、ぜひ最後まで読んでください。
へーベルハウスの外観がダサいという意見はそれほど多くない
まず、へーベルハウスの家の外観は本当にダサいと思われているのかどうかについてです。
X(旧ツイッター)を見ると、以下のような投稿があります。
ヘーベリアンとして率直に申し上げて、へーベルハウス、「高い・ダサい・アレンジ幅狭い」ですが、耐火性・耐震性とアフターケアの手篤さと基礎工事にかける異様な情熱はとても評価できると思います。#マシュマロを投げ合おうhttps://t.co/IgyEpvI62j
— 椹野道流🍮日常に戻りたかった。 (@MichiruF) September 1, 2020
いくら今風つってもへーベルハウスみたいな陸屋根はダサいよなぁ。一般住宅ならやっぱり切妻の三角屋根がいい
— どりる(´・◡・`) (@DRILL_hs) March 11, 2017
へーベルハウスの外観をダサいといっている投稿は実はかなり少なく、この2つしか出てきませんでした。
逆に「へーベルハウスかっこいい」という意見はないのか探してみたところ、以下のような投稿が出てきました。
へーベルハウスの細長い家かっこいいな。(Yahooのバナーを見てます)
— Mogwai (@moogwai) October 26, 2011
こちらも数としては非常に少なく、ダサいという意見が2つなのに対して、かっこいいという意見はこの1つだけでした。
単純に数だけ見れば、一般的にはへーベルハウスの外観はかっこいいという意見よりもダサいという意見のほうが多いことがわかります。
へーベルハウスの外観がダサいといわれる3つの理由
では、なぜへーベルハウスの家の外観はダサいといわれてしまうのでしょうか? 3つの理由を挙げて解説していきます。
予算のほとんどを家の内部につかってしまうから
(画像引用:へーベルハウスホームページ https://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/index.html/)
1つめの理由は、予算のほとんどを外観にまわさず、家の内部につかってしまうからです。
家づくりをするにあたって、多くの施主は間取りや内装にこだわったり、キッチンやお風呂といった水回り設備にこだわります。
理想の生活を実現するためにこれらにこだわるのは当然のことですし、決して悪いことではありません。
しかし、家の内部に要望を詰め込むと、外観にまでこだわるような予算はのこっていないもの。
外観を真っ先に決めて予算を多めにつかう、という方法で建てればかっこいい家が建ちますが、内部よりも外観を優先する施主は少数派なので、結果的にダサい家が多くできあがってしまうのです。
これからへーベルハウスで家を建てることを検討しているのであれば、間取りや内装と同時進行で外観も決めていきましょう。
図面と実物のギャップが大きいことを理解せずに注文してしまうから
(画像引用:へーベルハウスホームページ https://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/index.html/)
2つめの理由は、図面と実物のギャップが大きいことを理解せずに注文してしまうから。
たとえば外壁の色を決める際に、へーベルハウスから小さなサンプルを見せられ、それが外壁として家全体を覆ったらどうなるかを想像して決めることになります。
ところが、小さなサンプルと実物の外壁では、色の見えかたがぜんぜん違ってくるのです。
家が建ってから「イメージしていたのと違う」と思っても手遅れで、取り壊してイチから決めなおすわけにはいきません。
ダサい外観になるのを避けるためには、サンプルだけ見て想像するのではなく、すでに建っているへーベルハウスの家の外観を見せてもらって、参考にしましょう。
へーベルハウスにいわれるがままに外観を決めるから
(画像引用:へーベルハウスホームページ https://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/index.html/)
3つめの理由は、へーベルハウスにいわれるがままに外観を決めるからです。
へーベルハウスで家づくりをする際は、へーベルハウスから外観デザインを提案されます。
外観の好みは施主によってさまざまなので、へーベルハウスは万人受けしそうな無難なデザインを提案してくるでしょう。
さらに先ほど解説したように予算がのこっていなければ、こだわる余裕もなく、なおさら無難な外観にするしかありません。
ここで理想の外観のイメージをつたえてしっかりプランを練れば、ダサい家が建つことは避けられますが、具体的なこだわりをつたえられなければ、無難な家がそのまま建ちます。
その結果、建売とおなじような、個性のない外観の家になり、理想の家とかけはなれたダサい家が完成してしまうのです。
ダサくならないように対策すれば不安になる必要はない
では、へーベルハウスの家は建てないほうがいいのでしょうか? 結論からいって、そんなことはありません。
多数派とはいえ、へーベルハウスの外観がダサいという意見はかなり少なく、そもそも100人が見て100人とも「かっこいい」と感じる家は存在しないでしょう。
どうしても周りの評価が気になるようであれば、設計時に理想の外観のイメージをしっかりとつたえて、間取りや内装で予算をつかい切らないように気をつければいいだけです。
へーベルハウスでは「ロングライフバス見学会」というイベントを開催しており、実際に建てたひとの家を見学させてもらえるので、外観を決める前に一度は参加することをおすすめします。
ここまで書いてきましたが、ハウスメーカーとして知名度が高い以上、批判する声が出てくるのは避けられないことです。
あまり不安にならず、この記事で読んだ「ダサい家が建つ理由」を頭に入れて、対策をきっちりしながら家づくりをしてくださいね。
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