「ヤマト住建で家を建てようと思ってるんだけど、標準仕様ではどんな設備がついてるの?」
「ヤマト住建の標準仕様について、くわしく知りたい!」
ハウスメーカーの標準仕様って、ホームページを見ても書いていないし、調べるのが面倒ですよね。
この記事では、ヤマト住建の標準仕様(標準設備)について、メーカーから商品名・機能性・特長までくわしく解説します。
読めばどんな設備がついているか理解できますので、ぜひ最後まで読んでください。
ヤマト住建の標準仕様(標準設備)
それではさっそく解説していきます。
キッチンはタカラスタンダード or リクシル or クリナップ or パナソニック
キッチンは、タカラスタンダード・リクシル・クリナップ・パナソニックの4メーカーから選択可能です。
タカラスタンダード製「オフェリア」
(画像引用:タカラスタンダードホームページ https://www.takara-standard.co.jp/)
タカラスタンダード製のキッチンは、「オフェリア」。
(画像引用:タカラスタンダードホームページ https://www.takara-standard.co.jp/)
鉄とガラスの長所を組み合わせたホーロー素材で壁ができており、マグネットをつけられるので、キッチンの壁一面に収納をつけられます。
(画像引用:タカラスタンダードホームページ https://www.takara-standard.co.jp/)
調味料やキッチンペーパーといったよく使うものを壁にかけておくことで、余計な場所を取らずに作業スペースを広く使えるのが特長です。
(画像引用:タカラスタンダードホームページ https://www.takara-standard.co.jp/)
ホーローは油汚れが落ちやすいという特徴があり、このように油汚れに見立てた油性ペンの汚れも、水拭きすればかんたんに落とせます。
(画像引用:タカラスタンダードホームページ https://www.takara-standard.co.jp/)
この特徴を利用して、油性ペンで壁に伝言を書いたり、マグネットでメモを貼っておくことも可能です。
(画像引用:タカラスタンダードホームページ https://www.takara-standard.co.jp/)
調味料が垂れた場合につく、キャビネットのなかの汚れも水拭きできれいに落ちます。
汚れ防止のためにシートを敷く必要がなく、調味料をそのまま収納しても大丈夫です。
リクシル製「AS」
(画像引用:リクシルホームページ https://www.lixil.co.jp/)
リクシル製のキッチンは、「AS」。
「AS」はリクシルの「アレスタ」という商品をベースにしたキッチンで、仕様は「アレスタ」とほぼおなじです。
(画像引用:リクシルホームページ https://www.lixil.co.jp/)
吐水口に内蔵されたセンサーが物や手の位置と動きを感知して、吐水と止水を自動でしてくれます。
この機能がいらなければ、手動の水栓も選択可能です。
(画像引用:リクシルホームページ https://www.lixil.co.jp/)
浄水を使いたい場面では、手をかざすだけで浄水に切り替え。
(画像引用:リクシルホームページ https://www.lixil.co.jp/)
シンクには人造大理石を使用し、熱い鍋を置いても変形・変色がしにくく、高い位置から缶詰を落としても割れにくいつくりになっています。
(画像引用:リクシルホームページ https://www.lixil.co.jp/)
下方にいくほどひろびろと水が広がる「ひろびろシャワー」で、大きなものから小さなものまで効率よく洗えます。
たとえば水が通り抜けてすすぎ洗いが面倒なザルも、「ひろびろシャワー」ならかんたんにすすぐことが可能です。
(画像引用:リクシルホームページ https://www.lixil.co.jp/)
収納スペースは内部を立体的に使うことで、収納力はもちろん、道具の取り出しやすさにも配慮しています。
(画像引用:リクシルホームページ https://www.lixil.co.jp/)
レンジフードは、10年間内部の掃除が不要な「よごれんフード」。
10年間汚れがいっさいつかないという意味ではなく、従来のレンジフードの1年分の油がつくまでに10年かかる仕様になっている、という意味です。
(画像引用:リクシルホームページ https://www.lixil.co.jp/)
汚れがつきにくい理由は、オイルスマッシャー機構によるもの。
フードに高速回転するディスクがついており、吸い込んだ油煙を空気と油にわけて、きれいな空気だけをフード内部に取り込む仕組みになっているからです。
クリナップ製「KT」
(画像引用:クリナップホームページ http://cleanup.jp/)
クリナップ製のキッチンは、「KT」。
「KT」はクリナップの「ラクエラ」という商品をベースにしたキッチンで、仕様は「ラクエラ」とほぼおなじです。
(画像引用:クリナップホームページ http://cleanup.jp/)
「KT」の特長は、ワークトップの素材を「アクリストン」・「コーリアン」・「ステンレス」の3種類から選択できることです。
「アクリストン」と「コーリアン」には以下のような長所があります。
- 衝撃に強くて割れにくい
- 調味料や洗剤で変色しにくい
- 美しい色合いが長持ちする
- 熱で変色しにくい
「ステンレス」には表面が傷ついても自然に再生するという特長があり、やはり耐久性の高さでは前者2つに引けを取りません。
(画像引用:クリナップホームページ http://cleanup.jp/)
画像は上から「アクリストン」・「コーリアン」・「ステンレス」です。どれをえらぶかは見た目の好みで判断するといいでしょう。
(画像引用:クリナップホームページ http://cleanup.jp/)
シンクには、「アクリストン」と通常の「ステンレス」のほかに、水あかのつきにくい「美サイレントシンク」も選択可能。
エンボス加工を施しているのでキズがつきにくく、美しさが長持ちします。
シンク裏の底面・側面は、作業音を抑える制振構造となっており、水道水がシンクに当たる際の騒音を40dB(従来品は60dBだった)に抑えるという特長も。
(画像引用:クリナップホームページ http://cleanup.jp/)
「KT」のガスコンロには、
- 揚げもの温度調節機能
- 自動湯わかし機能
- 自動炊飯機能
の3つの機能がついています。
「揚げもの温度調節機能」では、油の温度を140℃~200℃に設定可能。一定温度に保つのがむずかしい油も、自動で火力調節して設定温度をキープします。
「自動湯わかし機能」は、お湯がわくと自動消火する安心・便利機能。自動消火と保温が可能です。
炊飯ボタンを押すだけでコンロが自動で火力調節し、約30分でガス火炊きのごはんを炊き上げる「自動炊飯機能」も大きな魅力のひとつ。
(画像引用:クリナップホームページ http://cleanup.jp/)
「KT」には、料理を楽しくするガスオーブンをビルトインさせることもできます。
パナソニック製「ラクシーナ」
(画像引用:パナソニックホームページ https://www.panasonic.com/jp/home.html)
パナソニック製のキッチンは、「ラクシーナ」。
(画像引用:パナソニックホームページ https://www.panasonic.com/jp/home.html)
「ラクシーナ」のシンクには、スゴピカ素材という有機ガラス系の素材を使用しています。
はっ水・はつ油性分を配合しているので、水アカやしょうゆといった汚れも、洗剤を使わずに水をふくませたスポンジやふきんで綺麗に落とせます。
シンクは鉛筆硬度9Hの硬い素材でできており、傷がつきにくいのも特長です。
(画像引用:パナソニックホームページ https://www.panasonic.com/jp/home.html)
引き出して使えるシャワーヘッドは吐水幅が広く、シンクを洗い流すときに手早く洗えます。
さらにシンク底面や排水プレートには傾斜がついており、ゴミを流しやすい形状です。
(画像引用:パナソニックホームページ https://www.panasonic.com/jp/home.html)
コンロは、3つの鍋を横並びに置けるフラットワイドコンロ。
前後ではなく横に広げることで、同時に複数の料理をつくる場合に鍋を移動させる手間がかからないのがメリットです。
2人で料理したい場合にも調理場がせまくなりにくく、快適に料理が楽しめます。
コンロの手前には約16cmのお皿を置くスペースを設けており、盛り付けをスムーズにできるようになっています。
(画像引用:パナソニックホームページ https://www.panasonic.com/jp/home.html)
同梱の「ほっとくっキングリルパン」というフライパンと「グリルパン調理モード」を使えば、コンロが火加減を自動調整して調理。
ボタン操作でメニューを選択するだけで、食材を裏返すタイミングや調理完了まで音声告知してくれるので、その間に他の料理をつくることができて効率的です。
グリルパン調理メニューは、焼き魚10種類・肉料理7種類・野菜とそのほか3種類の計20メニュー登録されており、同梱のグリルパンクッキングブックにも掲載されています。
(画像引用:パナソニックホームページ https://www.panasonic.com/jp/home.html)
そのほか、以下のような便利機能が搭載されています。
- 麺ゆでモード
- もっちりごはんモード
- 炊き込みモード
水量や麺の量を判別して自動で火力調節し、タイマー設定した時間で麺をゆで上げる「麺ゆでモード」。
「もっちりごはんモード」では、お米に充分な吸水が得られるように火力調節し、もちもちのごはんを炊き上げます。
「炊き込みモード」は、ボタンひとつでふっくら美味しい炊き込みご飯を炊き上げる機能です。
火力は13段階で操作可能、温度は130℃~220℃まで設定可能となっており、細かい火加減や高温調理ができます。
お風呂はTOTO or リクシル or パナソニック or ハウステック
お風呂は、TOTO・リクシル・パナソニック・ハウステックの4メーカーから選択可能です。
TOTO製「サザナ」
(画像引用:TOTOホームページ https://jp.toto.com/)
TOTO製のお風呂は、「サザナ」。
(画像引用:TOTOホームページ https://jp.toto.com/)
「ほっカラリ床」と名付けられた床は、床の内側にクッション層を持っていて、畳のようなやわらかさを実現しています。
やわらかい床が足裏にフィットするので、子どもや老人が入っても転倒の心配がありません。
「ほっカラリ床」には衝撃吸収効果もあり、物を落としても音が響きにくいです。
(画像引用:TOTOホームページ https://jp.toto.com/)
さらに断熱効果によって、冬場の浴室に足を踏み入れたときのヒヤッとする感覚を低減。
上の画像の足裏温度測定結果を見ると、従来の床と「ほっカラリ床」では26℃を示す赤い部分の範囲が全然違うことがわかります。
(画像引用:TOTOホームページ https://jp.toto.com/)
床表面は特殊処理をほどこした親水層の効果で、皮脂汚れと床のあいだに水が入り込み、汚れを洗い流しやすくなっています。
(画像引用:TOTOホームページ https://jp.toto.com/)
床に刻まれた溝を伝って、表面の水を排水。翌朝にはカラリと乾いて、靴下のまま入っても足がぬれません。
(画像引用:TOTOホームページ https://jp.toto.com/)
タテに設置されたシャワーバーを使うことで、シャワーの高さを好きな位置に調節可能。
シャワー自体の角度を変えることもでき、頭の真上からお湯を浴びたり斜めの角度から浴びたりと、自由に楽しめます。
(画像引用:TOTOホームページ https://jp.toto.com/)
「サザナ」のシャワーには、大粒の水玉が左右にスイングしながら勢いよく吐水する、ウエーブ吐水を搭載。
従来のシャワーよりも35%の節水効果があります。
(画像引用:TOTOホームページ https://jp.toto.com/)
「サザナ」の浴槽は、断熱材で包み込まれた魔法びんのような構造。
お湯はりから4時間放置しても、温度変化はわずか-2.5℃以内です。
(画像引用:TOTOホームページ https://jp.toto.com/)
「サザナ」の排水口は凹凸が少なく、汚れを落としやすい形状なので掃除が楽です。
排水口まわりは見える範囲すべてが抗菌・防カビ効果を持つ樹脂で、ぬめりやカビ汚れの繁殖を抑えます。
(画像引用:TOTOホームページ https://jp.toto.com/)
排水口についているヘアキャッチャーは、すり鉢状になっていて、髪の毛を中央に誘導しやすい形状です。
まとまった髪の毛は、ヘアキャッチャーを外してひっくり返すだけでポイッと捨てられます。
(画像引用:TOTOホームページ https://jp.toto.com/)
排水口内部は凹凸が少なく、手を入れやすいシンプルな形状で、ふき掃除がしやすいです。
(画像引用:TOTOホームページ https://jp.toto.com/)
「サザナ」のカウンターは、壁や浴槽と離れた、浮島のような位置に設置しています。
従来の壁や浴槽にくっついたカウンターよりも、カウンターの奥や側面・カウンター下の壁まで手が届き、掃除がかんたんです。
(画像引用:TOTOホームページ https://jp.toto.com/)
「サザナ」の鏡は、表面を炭素の膜でおおった、お掃除ラクラク鏡。
従来の鏡と違って水あかが表面に残らず、汚れをラクに落とせます。
(画像引用:TOTOホームページ https://jp.toto.com/)
「サザナ」のドアは、従来のドアでカビがつきやすかったドア縁のゴムパッキンをなくし、汚れがたまりやすいドア下の換気口をドア枠の上部に移動。
入浴中は浴室から出ようとする湿気を換気口で止め、換気中は外から空気を取り込みます。
リクシル製「アライズ」
(画像引用:リクシルホームページ https://www.lixil.co.jp/)
リクシル製のお風呂は、「アライズ」。
(画像引用:リクシルホームページ https://www.lixil.co.jp/)
「アライズ」では、お湯が真上から降り注ぐ、フルフォールシャワーを搭載。
(画像引用:リクシルホームページ https://www.lixil.co.jp/)
シャワーの高さは片手でかんたんに変更可能です。
(画像引用:リクシルホームページ https://www.lixil.co.jp/)
カウンターを壁から外せるようになっており、カウンター裏の壁や床をラクに掃除できます。
(画像引用:リクシルホームページ https://www.lixil.co.jp/)
直径80mmのボトルを3本並べて置ける、コーナーシェルフ。
(画像引用:リクシルホームページ https://www.lixil.co.jp/)
コーナーシェルフも取り外して洗えます。
(画像引用:リクシルホームページ https://www.lixil.co.jp/)
「アライズ」の床は、掃除のしやすい「キレイサーモフロア」。
従来の床よりもスポンジが奥まで届きやすいのが特長です。
(画像引用:リクシルホームページ https://www.lixil.co.jp/)
さらに、汚れがつきにくいように特殊な表面処理がほどこされています。
頭を洗ったりシャワーを浴びると皮脂汚れが床につきますが…、
(画像引用:リクシルホームページ https://www.lixil.co.jp/)
はつ油基(油をはじく成分)があるので、床表面に皮脂汚れが固着しにくい。
(画像引用:リクシルホームページ https://www.lixil.co.jp/)
同時に、親水基(水となじむ成分)によって、流した水が皮脂汚れをうまく洗い流してくれます。
「キレイサーモフロア」はこのように掃除がしやすいことのほかに、独自の断熱構造によって足に冷たさを感じにくいのもメリットのひとつです。
(画像引用:リクシルホームページ https://www.lixil.co.jp/)
「アライズ」は、浴槽の排水を利用して排水口にうずを起こし、排水口のなかを洗浄する構造になっています。
(画像引用:リクシルホームページ https://www.lixil.co.jp/)
髪の毛もうずによってまとめてくれるので、片手でポイッと捨てるだけで処理完了。
(画像引用:リクシルホームページ https://www.lixil.co.jp/)
排水口内部は、従来のお風呂にくらべて凹凸が少なく、奥まで手が届きやすい構造になっているため、こすり洗いが楽です。
(画像引用:リクシルホームページ https://www.lixil.co.jp/)
「アライズ」の浴槽は保温構造になっており、4時間放置した場合の温度変化はわずか-2.5℃。生活時間の異なる家族で使う場合も、沸かしなおしの必要がありません。
パナソニック製「FZ」
(画像引用:パナソニックホームページ https://www.panasonic.com/jp/home.html)
パナソニック製のお風呂は、「FZ」。
(画像引用:パナソニックホームページ https://www.panasonic.com/jp/home.html)
「FZ」では、換気口を扉上部に設置した、スキットドアが標準装備されています。
従来のドアは換気口が扉の下部にあって、水がかかるため汚れがつきやすいというデメリットがありました。
上部に設置することで汚れがつきにくくなり、またドア面材まわりのパッキンをなくしたことで、カビが生えにくく、掃除が楽なのが特長です。
(画像引用:パナソニックホームページ https://www.panasonic.com/jp/home.html)
「FZ」の床は、床の端が立ち上がった構造になっている、「スミピカフロア」。
防水性に優れていることでカビが生えにくく、床掃除が楽です。
(画像引用:パナソニックホームページ https://www.panasonic.com/jp/home.html)
「スミピカフロア」は水にぬれても乾きやすいのが特長のひとつ。家族が入ったあとに入っても、足をすべらせる心配がありません。
ハウステック製「フェリテ」
(画像引用:ハウステックホームページ https://www.housetec.co.jp/)
ハウステック製のお風呂は、「フェリテ」。
(画像引用:ハウステックホームページ https://www.housetec.co.jp/)
「フェリテ」のシャワーからは、カビの栄養源となるせっけんカスの発生を抑える、「クリン軟水」が出てきます。
(画像引用:ハウステックホームページ https://www.housetec.co.jp/)
せっけんカスの発生を抑えることで、洗い上がりの肌はしっとりすべすべに。
頭を洗う際はシャンプーの洗浄力をうまく引き出すため、髪も地肌もしっかり洗えて、乾かすと指がスルッと通ります。
(画像引用:ハウステックホームページ https://www.housetec.co.jp/)
上の画像は、洗顔後の肌をくらべたものです。
一般の水道水で洗った肌がつっぱっているのに対して、「クリン軟水」で洗った肌はつるつるしているのがわかります。
(画像引用:ハウステックホームページ https://www.housetec.co.jp/)
こちらは洗髪後の髪をくらべた画像。
一般の水道水で洗った髪がパサパサしているのに対して、「クリン軟水」で洗った髪はしっとりしているのがわかりますね。
(画像引用:ハウステックホームページ https://www.housetec.co.jp/)
「フェリテ」には、掃除がかんたんな「除菌楽すてヘアキャッチャー」を搭載。
たまった髪の毛に直接触れることなく、取り外してゴミ箱に捨てることが可能です。
さらに、銅の力でぬめりとニオイを抑え、雑菌の繁殖を防ぎます。
(画像引用:ハウステックホームページ https://www.housetec.co.jp/)
排水溝内部にも銅プレートを設置することで、銅イオンが封水に溶けだし、ぬめりやニオイの原因菌を除菌する仕組みです。
(画像引用:ハウステックホームページ https://www.housetec.co.jp/)
上の画像は、「除菌楽すてヘアキャッチャー」に使う銅片に、菌を接種した実験の結果。
接種してから24時間後にはきれいに消えており、浴室に存在する代表的な微生物(大腸菌・黄色ブドウ球菌・メチロバクテリウム)に対する抗菌効果が確認されました。
(画像引用:ハウステックホームページ https://www.housetec.co.jp/)
「フェリテ」の浴槽の高さは、従来の浴槽よりも6cm低い、39cmで設計されています。
理由は、39cmは女性の平均的なひざ下長さであり、どんなひとが入る場合でも足を上げる動作が少なくて済むからです。
(画像引用:ハウステックホームページ https://www.housetec.co.jp/)
またぎ高さが低いと、無理な姿勢をとらなくても、洗い場から掃除ができます。
(画像引用:ハウステックホームページ https://www.housetec.co.jp/)
浴槽底面と洗い場床との段差も0cm。
足を自然に下ろしやすく姿勢が安定するので、より安心です。
(画像引用:ハウステックホームページ https://www.housetec.co.jp/)
「フェリテ」は、フロイスにすわったときの使い勝手を考慮した高さに、水栓とカウンターを設計。
楽な動作で身体を洗えて便利です。
(画像引用:ハウステックホームページ https://www.housetec.co.jp/)
立ってシャワーを出すときは、上面からワンタッチでお湯が出ます。
(画像引用:ハウステックホームページ https://www.housetec.co.jp/)
すわったときは正面からワンタッチ。
(画像引用:ハウステックホームページ https://www.housetec.co.jp/)
75cmの高さのカウンターは、洗い場での立ちすわりの際に手をかけるのに最適です。
(画像引用:ハウステックホームページ https://www.housetec.co.jp/)
浴槽への出入りの際にも身体を支えられます。
(画像引用:ハウステックホームページ https://www.housetec.co.jp/)
下部のカウンターは、取り外すことが可能。
従来のお風呂では掃除しづらかった、裏側も壁面もカウンター下も、気になるところすべてをかんたんにまる洗いできます。
(画像引用:ハウステックホームページ https://www.housetec.co.jp/)
カウンターを浴槽に引っかければ、テーブル代わりに。
タブレットを置いて、入浴しながら動画や音楽を楽しむのもいいでしょう。
(画像引用:ハウステックホームページ https://www.housetec.co.jp/)
「フェリテ」の床は、微細な空気層をふくむ特殊素材を独自の製法で一体化させた、「温クリンフロア」。
冷たくなりにくく、入浴時のヒヤリ感を軽減します。
(画像引用:ハウステックホームページ https://www.housetec.co.jp/)
「フェイスクリン浴槽」と名付けられた浴槽には、汚れ落ちのよさが長期間続くというメリットが。
上の画像は、10年使用相当品の一般的な浴槽と「フェイスクリン浴槽」の汚れを、おなじ条件で掃除して比較したものです。
一般的な浴槽に汚れが残っているのに対し、「フェイスクリン浴槽」は完全に汚れが落ちているのがわかりますね。
洗面台はTOTO or リクシル or パナソニック
洗面台は、TOTO・リクシル・パナソニックの3メーカーから選択可能です。
TOTO製「オクターブ」
(画像引用:TOTOホームページ https://jp.toto.com/)
TOTO製の洗面台は、「オクターブ」。
(画像引用:TOTOホームページ https://jp.toto.com/)
手洗い・洗顔時にメガネや指輪を置いておける、スマート棚を設置。
ヘアアクセサリーや整髪剤を置けば、鏡を見ながらすぐ手が届くので、ヘアセットがスムーズにできます。
(画像引用:TOTOホームページ https://jp.toto.com/)
「オクターブ」の水栓は、センサーが手を感知して吐水する、自動水栓です。
汚れや泡が手についた状態でレバーにふれる必要がないため、きれいに使えます。
(画像引用:TOTOホームページ https://jp.toto.com/)
ボタンひとつで、自動吐水と手動吐水をきりかえることも可能。
(画像引用:TOTOホームページ https://jp.toto.com/)
自動手元照明が、手元をあかるく照らし、夜中にまぶしい照明なしで水栓がつかえます。
(画像引用:TOTOホームページ https://jp.toto.com/)
温水準備ボタンを押すと、温水(約30℃)になるまで自動で吐水。
準備が完了すると水温表示ランプが緑色に点灯し、30℃を超えたことを告知してくれます。
きれい除菌水ボタンを押せば、TOTOのクリーン技術であるきれい除菌水が出てきて、歯ブラシや排水口の汚れ・菌を洗浄。
8時間使用しないときは、ボタンを押さなくても自動できれい除菌水が排水口にふきかけられ、きれいな状態をキープします。
(画像引用:TOTOホームページ https://jp.toto.com/)
シャワーは、水滴に空気をふくませることで、一粒一粒を大粒化。
水量を調節して少ない水でしっかり洗い、節水効果を高めます。
(画像引用:TOTOホームページ https://jp.toto.com/)
水だけ使うつもりでも、気づかないうちに給湯器が作動しがちだった従来の洗面台。
「オクターブ」ではエコシングル水栓を搭載し、レバー中央部まで水のみ吐水。
お湯との境に「カチッ」というクリック音を設けることで、お湯の無駄づかいを減らします。
(画像引用:TOTOホームページ https://jp.toto.com/)
シャワーは、引き出してハンドシャワーとしても使用可能。
ボウルのすみずみまで水で洗い流せて、掃除がしやすいです。
(画像引用:TOTOホームページ https://jp.toto.com/)
排水管の位置を奥に調節することで、従来の洗面台よりもキャビネットの容量が大きくなっています。
(画像引用:TOTOホームページ https://jp.toto.com/)
引き出しは、閉まるときの衝撃をやわらげ、静かに納まるサイレントレール仕様。
(画像引用:TOTOホームページ https://jp.toto.com/)
洗面台の下には車輪つきの体重計収納がついており、スムーズに出し入れできます。
車輪は体重を乗せると固定されるので、転倒の心配はありません。
(画像引用:TOTOホームページ https://jp.toto.com/)
ボウルは、水がコーナーの排水口へまっすぐに流れる設計。
泡や髪の毛をスイスイすべるように押し流すので、使うたびにきれいになり、掃除が楽です。
ボウルの壁面には、排水口を一押しで開閉できる「ワンプッシュ排水ボタン」がついており、排水口を取り外して洗えます。
(画像引用:TOTOホームページ https://jp.toto.com/)
厚手のセーターもしっかり洗える、ひろびろ設計のボウル。
洗い物が多いときは「一時置きエリア」に置いて、「水ためエリア」で水に浸けて洗う、といったように使い分けられて便利です。
(画像引用:TOTOホームページ https://jp.toto.com/)
水栓金具をバックガード上部に設置した、汚れにくい設計。
ボウルは継ぎ目がない一体成形なので、ふき掃除がかんたんです。
棚下部には、はっ水性と防汚効果の高い「クリーン樹脂」を採用。
汚れをはじいて、サッとふき取れます。
(画像引用:TOTOホームページ https://jp.toto.com/)
手元に引き出せ、左右どちらからでも開く便利な両開きの鏡扉。
左右の鏡を内側に開けば、あわせ鏡としてつかえます。
(画像引用:TOTOホームページ https://jp.toto.com/)
鏡はくもり止めコートを搭載した、エコミラー。電気をつかった従来のくもり止めヒーターと違い、くもりが取れるまでの待ち時間がありません。
リクシル製「MV」
(画像引用:リクシルホームページ https://www.lixil.co.jp/)
リクシル製の洗面台は、「MV」。
「MV」は2021年8月現在リクシルのホームページに載っていないので、ほぼおなじ商品であるL.C.の画像を使って機能性を紹介していきます。
MVとL.C.の違いは、
- 収納スペースの扉に取っ手がついているか否か(L.C.にはついている)
- 扉が静かに閉まるソフトクローズがついているか否か(L.C.にはついている)
- 収納スペースの広さが若干L.C.のほうが広い
- 照明スイッチの形がMVはカチカチするタイプでL.C.はプッシュ式
以上4点で、機能性は変わりません。
(画像引用:リクシルホームページ https://www.lixil.co.jp/)
特長として、水栓取り付け部が隠れており、一般的な水栓と違ってすき間に水がたまらないので、汚れがつきにくいです。
(画像引用:リクシルホームページ https://www.lixil.co.jp/)
洗面器と一体成型のカウンターになっていて、つなぎ目の凹凸がないため、拭き掃除がかんたんにできます。
(画像引用:リクシルホームページ https://www.lixil.co.jp/)
「MV」は手をかざすだけでセンサーが感知し、自動で湯水が出てきます。
ハンドルを引けば手動で湯水を出すこともでき、自動と手動の切り替え操作は必要ありません。
(画像引用:リクシルホームページ https://www.lixil.co.jp/)
水温30℃以下は青、温度が上がるにつれて黄色→オレンジ→赤と光の色が変化する「ルミナスサイン」つき。さわらなくても水かお湯か見た目で判断できます。
また、手をかざせば約1秒でお湯が出てくるので、お湯待ちの無駄な捨て水や待ち時間がありません。
リクシル製「ピアラ」
(画像引用:リクシルホームページ https://www.lixil.co.jp/)
リクシル製の洗面台は、「ピアラ」も選択可能。
(画像引用:リクシルホームページ https://www.lixil.co.jp/)
底が広くて平らなひろびろボウルは、バケツの水くみや、衣類のつけおき洗いがしやすいです。
(画像引用:リクシルホームページ https://www.lixil.co.jp/)
つなぎ目や凹凸のないボウルなので、水ハネをサッと拭きとれます。
(画像引用:リクシルホームページ https://www.lixil.co.jp/)
ウェットパレットは、コップや泡立てネットといった、濡れた物を置くのに最適。
(画像引用:リクシルホームページ https://www.lixil.co.jp/)
ドライパレットは、濡らしたくない物を一時置きするのに便利です。
(画像引用:リクシルホームページ https://www.lixil.co.jp/)
使いたい位置にくるりと回せる、くるくる水栓は、ホースを引き出して使えるので、ボウルの手入れがラクラク。
(画像引用:リクシルホームページ https://www.lixil.co.jp/)
グースネック形状で、コップや花瓶の水くみがしやすいです。
(画像引用:リクシルホームページ https://www.lixil.co.jp/)
水ハネの少ないマイルドな微細シャワー。整流吐水への切り替えもできます。
(画像引用:リクシルホームページ https://www.lixil.co.jp/)
扉裏ポケットは取り外しができ、3段階で高さ調節が可能です。
いちばん下のフックに取り付ければ、高さのあるカールドライヤーも収納できます。
(画像引用:リクシルホームページ https://www.lixil.co.jp/)
三面鏡の裏の収納スペースには、トレイを5cm刻みで設置できるので、高さの違うものを効率よくしまっておけて便利。
(画像引用:リクシルホームページ https://www.lixil.co.jp/)
仕切りトレイは、細長いメイク用品も美しく収納できます。
(画像引用:リクシルホームページ https://www.lixil.co.jp/)
トレイは、着脱容易で水洗いもかんたんにできて清潔です。
パナソニック製「シーライン」
(画像引用:パナソニックホームページ https://www.panasonic.com/jp/home.html)
パナソニック製の洗面台は、「シーライン」。
「シーライン」の特長は、
- キャビネットプラン
- フロートプラン
- オープン棚プラン
- ワイドカウンタープラン
の4つの形が選べることです。
(画像引用:パナソニックホームページ https://www.panasonic.com/jp/home.html)
キャビネットプランは洗面台の下の部分を収納スペースにすることで、タオルやストック品をたくさんしまっておけます。
(画像引用:パナソニックホームページ https://www.panasonic.com/jp/home.html)
フロートプランは足元を空けることで、床掃除がしやすいのがメリットです。
(画像引用:パナソニックホームページ https://www.panasonic.com/jp/home.html)
収納したものをあえて見せたい場合は、オープン棚プラン。
(画像引用:パナソニックホームページ https://www.panasonic.com/jp/home.html)
こちらのワイドカウンタープランなら、女性がメイクをする際にすわった状態でできます。
2人同時に並んで洗面台を使いたい場合にも便利です。
(画像引用:パナソニックホームページ https://www.panasonic.com/jp/home.html)
「シーライン」の照明は上から照らす従来の照明と違い、タテ型の2本のLEDが顔を両側から照らします。
顔をくっきり映すことで、女性はメイクがしやすく、男性はヒゲの剃りのこしを防げるのが特長です。
(画像引用:パナソニックホームページ https://www.panasonic.com/jp/home.html)
「シーライン」のLED照明は上は191cm、下は109cmの高さまで幅広く照らすので、子どもが使う際もしっかり顔を照らしてくれます。
(画像引用:パナソニックホームページ https://www.panasonic.com/jp/home.html)
低い位置にも鏡がついており、小さな子どもでも台に乗らずに身じたくが可能です。
(画像引用:パナソニックホームページ https://www.panasonic.com/jp/home.html)
「シーライン」は手をかざすだけで水が出てくるため、汚れた状態の手で水栓をさわる必要がありません。
止めるときも手をかざすだけで止まります。
(画像引用:パナソニックホームページ https://www.panasonic.com/jp/home.html)
水栓は「スゴピカ素材」という有機ガラス系の素材でできており、水アカ汚れの原因になる水をはじくので、汚れのふき取りが楽です。
トイレはTOTO製「GG」
トイレは、TOTO製の「GG」。
(画像引用:TOTOホームページ https://jp.toto.com/)
・「きれい除菌水」
「きれい除菌水」が汚れのもとになる菌を除菌して、トイレのきれいを保ちます。
「きれい除菌水」とは、水にふくまれる塩化物イオンを電気分解してつくられる、除菌成分(次亜塩素酸)をふくむ水のこと。
薬品や洗剤をつかわず、あくまで水できれいにするので、環境にやさしいのが特長です。
(画像引用:TOTOホームページ https://jp.toto.com/)
・「ノズルきれい」
ウォシュレット使用前後に水でノズルを洗浄する「セルフクリーニング」にくわえ、トイレ使用後に「きれい除菌水」が、ノズルの外側も内側も自動で洗浄・除菌。
使用していないときも定期的に洗浄することで、ノズルのきれいが長持ちする仕様です。
(画像引用:TOTOホームページ https://jp.toto.com/)
・「セフィオンテクト」
従来のうわぐすり(陶器表面に塗る薬)の上に特殊なガラス層を焼き付けることで、便器内部表面を1,000,000分の1mmのナノレベルでなめらかに仕上げています。
上の画像のように、汚物を塗布した時点で汚れをはじき始めて…、
(画像引用:TOTOホームページ https://jp.toto.com/)
洗浄するとこのようにきれいに落ちます。
(画像引用:TOTOホームページ https://jp.toto.com/)
・「プレミスト」
自動で便器にミストをふりかけて、水のクッションを作成。
便器表面をつるつるにする「セフィオンテクト」との相乗効果で、便器を汚れから守る仕様です。
(画像引用:TOTOホームページ https://jp.toto.com/)
・「トルネード洗浄」
うずを巻くようなトルネード洗浄が、少ない水で効率よく洗浄します。
汚物がつきやすい便器後方に勢いよく水が当たり、汚れをしっかり洗い流す仕組みです。
(画像引用:TOTOホームページ https://jp.toto.com/)
・「クリーン便座」
便座にははっ水性のあるクリーン樹脂が使われており、汚れをはじくため、サッとひと拭きで掃除できます。
(画像引用:TOTOホームページ https://jp.toto.com/)
・「クリーンノズル」
防汚効果の高いクリーン樹脂を、ノズルにも採用。
(画像引用:TOTOホームページ https://jp.toto.com/)
・「フチなし形状」
汚れがたまりやすいフチ裏をなくした、フチなし形状。
掃除する際に死角がないので、シートでサッとふき掃除するだけできれいになります。
(画像引用:TOTOホームページ https://jp.toto.com/)
・「お掃除リフト」
ワンプッシュでウォシュレット前方を持ち上げることが可能。
便器とのすき間を楽に掃除できます。
ここまで書いてきましたが、トイレがとくに機能性満載で、技術の進化を感じられそうですね。
この記事を読んだことで、ヤマト住建の標準仕様についての疑問が解消されることを願っています。
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