「アイフルホームで家を建てたいんだけど、年収っていくら必要?」
「月々の支払い額ってどれくらいになるの? 年収3,000,000円でも建てられるかな?」
注文住宅の値段、車や電化製品と違ってはっきりした額が決まっていないし、いくら用意すればいいのかわかりにくいですよね。
この記事では、アイフルホームで家を建てるには年収はいくら必要か、それに満たない年収で建てるにはどうしたらいいかをわかりやすく解説します。
実際にアイフルホームで建てたひとの実例を挙げながら解説しますので、ぜひ最後まで読んでください。
アイフルホームで家を建てたひとの年収
アイフルホームで家を建てたひとの口コミを調べると、年収は5,000,000円~7,000,000円程度であることがわかります。
建築費用は22,000,000円~34,000,000円で、年収の4倍~4.85倍の家を建てているのが実情です。
ただ、これらの口コミには土地代がふくまれているかどうかが示されておらず、土地代をふくめるとさらに金額が大きくなる可能性があるので注意。
他のハウスメーカーで建てたひとの口コミを参考にすると、土地代を含めた費用が年収の8倍程度であれば、無理のない返済計画が立てられるという計算結果が出ています。
アイフルホームで家を建てるには年収はいくら必要か
では実際にいくつかの商品を例に出して、必要な年収がいくらになるか計算していきましょう。
対象とする商品は以下の3つです。
商品名 | 特徴 |
FAVO | 木造軸組み |
i-Prime7 | |
五世代 |
なお支払いの条件としては、次のとおりで計算します。
- 頭金を本体価格の2割用意する
- 35年ローン(金利1.24%で固定)
- ボーナス払いなし
- 元利均等返済
FAVOの必要年収
(画像引用:ABCハウジングホームページ https://www.abc-housing.co.jp/)
木造軸組み工法のFAVO。坪単価の目安は300,000円~700,000円です。
わかりやすくするために坪単価を500,000円と仮定して、FAVOを延べ床面積30坪~60坪で建てた場合で計算すると、支払い額は下の表のようになります。
(※実際は延べ床面積が上下すると坪単価も変わるので、正確な金額ではありませんが、坪単価がいくら変動するかは断言できないため、この記事では一定で計算します。詳しくは以下の記事を参照してください。)
費用 | 30坪の場合 | 40坪の場合 | 50坪の場合 | 60坪の場合 |
本体価格 (消費税込み) |
16,500,000円 | 22,000,000円 | 27,500,000円 | 33,000,000円 |
頭金 | 3,300,000円 | 4,400,000円 | 5,500,000円 | 6,600,000円 |
月々の支払い額 | 39,000円 | 52,000円 | 65,000円 | 78,000円 |
平均的な40坪の家であれば、月々の支払い額は52,000円。30坪の小さな家でもよければ、月々の支払い額は39,000円です。
ただし、土地を持っていない場合はこれに加えて土地代がかかります。土地代はピンキリですが、東京都内や首都圏に住むのであれば30,000,000円は見ておきましょう。
さらに、注文住宅を建てる際は本体価格とは別に諸費用がかかります。金額は本体価格と土地代を足した金額の2割~3割程度。
仮に30,000,000円の土地を購入してFAVOを建てるとしたら、以下の計算でおおざっぱな支払い総額が出せます。
・30坪の場合
(本体価格16,500,000円+土地代30,000,000円)×1.25=58,125,000円
・40坪の場合
(本体価格22,000,000円+土地代30,000,000円)×1.25=65,000,000円
・50坪の場合
(本体価格27,500,000円+土地代30,000,000円)×1.25=71,875,000円
・60坪の場合
(本体価格33,000,000円+土地代30,000,000円)×1.25=78,750,000円
土地代と諸費用をあわせると、支払い総額は30坪で58,125,000円です。
年収の8倍でこの金額になるとすれば、FAVOを建てるには7,265,625円の年収が必要という計算になります。
ちなみに諸費用の内訳については以下の記事で詳しく解説しているので、詳細まで知りたい方はこちらもあわせて参考にしてみてください。
i-Prime7の必要年収
(画像引用:ウェブハウジングホームページ https://www.web-housing.jp/index.html)
おなじく木造軸組み工法のi-Prime7。坪単価の目安は250,000円~350,000円です。
わかりやすくするために300,000円と仮定して、i-Prime7を延べ床面積30坪~60坪で建てた場合で計算すると、支払い額は下の表のようになります。
費用 | 30坪の場合 | 40坪の場合 | 50坪の場合 | 60坪の場合 |
本体価格 (消費税込み) |
9,900,000円 | 13,200,000円 | 16,500,000円 | 19,800,000円 |
頭金 | 1,980,000円 | 2,640,000円 | 3,300,000円 | 3,960,000円 |
月々の支払い額 | 24,000円 | 32,000円 | 39,000円 | 47,000円 |
平均的な40坪の家であれば、月々の支払い額は32,000円。30坪の小さな家でもよければ、月々の支払い額は24,000円です。
では、30,000,000円の土地を購入してi-Prime7を建てると仮定し、諸費用を含めておおざっぱな支払い総額を出してみましょう。
・30坪の場合
(本体価格9,900,000円+土地代30,000,000円)×1.25=49,875,000円
・40坪の場合
(本体価格13,200,000円+土地代30,000,000円)×1.25=54,000,000円
・50坪の場合
(本体価格16,500,000円+土地代30,000,000円)×1.25=58,125,000円
・60坪の場合
(本体価格19,800,000円+土地代30,000,000円)×1.25=62,250,000円
土地代と諸費用をあわせると、支払い総額は30坪で49,875,000円です。
年収の8倍でこの金額になるとすれば、i-Prime7を建てるには6,234,375円の年収が必要という計算になります。
五世代の必要年収
(画像引用:ウェブハウジングホームページ https://www.web-housing.jp/index.html)
こちらも木造軸組み工法の五世代。坪単価の目安は900,000円~1,000,000円です。
わかりやすくするために950,000円と仮定して、五世代を延べ床面積30坪~60坪で建てた場合で計算すると、支払い額は下の表のようになります。
費用 | 30坪の場合 | 40坪の場合 | 50坪の場合 | 60坪の場合 |
本体価格 (消費税込み) |
31,350,000円 | 41,800,000円 | 52,250,000円 | 62,700,000円 |
頭金 | 6,270,000円 | 8,360,000円 | 10,450,000円 | 12,540,000円 |
月々の支払い額 | 74,000円 | 99,000円 | 123,000円 | 148,000円 |
平均的な40坪の家であれば、月々の支払い額は99,000円。30坪の小さな家でもよければ、月々の支払い額は74,000円です。
では、30,000,000円の土地を購入して五世代を建てると仮定し、諸費用を含めておおざっぱな支払い総額を出してみましょう。
・30坪の場合
(本体価格31,350,000円+土地代30,000,000円)×1.25=76,687,500円
・40坪の場合
(本体価格41,800,000円+土地代30,000,000円)×1.25=89,750,000円
・50坪の場合
(本体価格52,250,000円+土地代30,000,000円)×1.25=102,812,500円
・60坪の場合
(本体価格62,700,000円+土地代30,000,000円)×1.25=115,875,000円
土地代と諸費用をあわせると、支払い総額は30坪で76,687,500円です。
年収の8倍でこの金額になるとすれば、五世代を建てるには9,585,937円の年収が必要という計算になります。
アイフルホームの家を〇〇の年収で建てるには
(画像引用:ウェブハウジングホームページ https://www.web-housing.jp/index.html)
ここまでは30,000,000円の土地を買う前提で必要な年収を出してきましたが、もちろん土地代にいくらかけるかは個人の自由です。
ここからは、
- 年収3,000,000円
- 年収4,000,000円
- 年収5,000,000円
これら3つの年収でアイフルホームの家を建てるにはどうすればいいかを見ていきましょう。
年収3,000,000円の場合
年収3,000,000円の場合、8倍で計算すると、24,000,000円。
先ほど例として挙げたなかでもっとも安い30坪のi-Prime7が、本体価格9,900,000円なので予算内です。
諸費用を考慮すると、土地代につかえるのは9,300,000円。9,300,000円の土地は東京都内で見つけるのは困難ですが、首都圏や地方であれば選択肢はあります。
頭金1,980,000円+諸費用4,800,000円の計6,780,000円用意して、月々の支払いは51,000円です。
年収3,000,000円というと月収が250,000円あるわけですから、夫婦2人で生活するぶんには困らないでしょう。
年収4,000,000円の場合
年収4,000,000円の場合、8倍で計算すると、32,000,000円。
この予算であれば、30坪のFAVO(16,500,000円)が予算内で建てられて、諸費用を考慮しても土地代として9,100,000円つかえます。
この場合、頭金3,300,000円+諸費用6,400,000円の計9,700,000円用意して、月々の支払いは66,000円。
年収4,000,000円ということは月収が333,000円あるわけですから、頭金と諸費用さえ用意できれば、支払い自体はそれほどきつくないでしょう。
年収5,000,000円の場合
年収5,000,000円の場合、8倍で計算すると、40,000,000円。
これぐらい予算があれば、40坪のFAVOが建てられます。
本体価格が22,000,000円なので、諸費用を考慮すると土地代につかえるのは10,000,000円です。
頭金4,400,000円+諸費用8,000,000円の計12,400,000円用意するとして、月々の支払いは82,000円。
年収5,000,000円というと月収が416,000円あるわけですから、これぐらい支払いがあっても余裕を持って暮らせるでしょう。
「家は小さくていいからもう少し土地にこだわりたい」ということであれば、30坪のFAVOを建てて、土地代に15,500,000円まわすこともできます。
その場合は頭金3,300,000円+諸費用8,000,000円の計11,300,000円用意して、月々の支払いは85,000円です。
ここまで書いてきましたが、無理のない返済計画を立てるために、頭金は本体価格の2割以上の額を用意しておきましょう。
この記事を読んだことで、アイフルホームで家を建てるには年収いくら必要かという疑問が解消されることを願っています。
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