桧家住宅で家を建てるには年収はどれだけ必要か計算してみた!

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「桧家住宅で家を建てたいんだけど、年収っていくら必要?」

「月々の支払い額ってどれくらいになるの? 年収3,000,000円でも建てられるかな?」

注文住宅の値段、車や電化製品と違ってはっきりした額が決まっていないし、いくら用意すればいいのかわかりにくいですよね。

この記事では、桧家住宅で家を建てるには年収はいくら必要か、それに満たない年収で建てるにはどうしたらいいかをわかりやすく解説します。

実際に桧家住宅で建てたひとの実例を挙げながら解説しますので、ぜひ最後まで読んでください。

桧家住宅で家を建てたひとの年収

桧家住宅で家を建てたひとの口コミを調べると、年収は4,000,000円~9,700,000円程度であることがわかります。

建築費用は14,800,000円~30,000,000円で、年収の1.81倍~7.5倍の家を建てているのが実情です。

ただ、これらの口コミには土地代がふくまれているかどうかが示されておらず、土地代をふくめるとさらに金額が大きくなる可能性があるので注意。

他のハウスメーカーで建てたひとの口コミを参考にすると、土地代を含めた費用が年収の8倍程度であれば、無理のない返済計画が立てられるという計算結果が出ています。

桧家住宅で家を建てるには年収はいくら必要か

では実際にいくつかの商品を例に出して、必要な年収がいくらになるか計算していきましょう。

対象とする商品は以下の3つです。

商品名 特徴
スマート・ワン ハイブリッド工法
スマート・ワン カスタム
Smart2

なお支払いの条件としては、次のとおりで計算します。

  • 頭金を本体価格の2割用意する
  • 35年ローン(金利1.24%で固定)
  • ボーナス払いなし
  • 元利均等返済

スマート・ワンの必要年収

スマート・ワン
(画像引用:桧家住宅ホームページ https://www.hinokiya.jp/)

ハイブリッド工法のスマート・ワン。坪単価の目安は400,000円~500,000円です。

わかりやすくするために坪単価を450,000円と仮定して、スマート・ワンを延べ床面積30坪~60坪で建てた場合で計算すると、支払い額は下の表のようになります。

(※実際は延べ床面積が上下すると坪単価も変わるので、正確な金額ではありませんが、坪単価がいくら変動するかは断言できないため、この記事では一定で計算します。詳しくは以下の記事を参照してください。)

費用 30坪の場合 40坪の場合 50坪の場合 60坪の場合
本体価格
(消費税込み)
14,850,000円 19,800,000円 24,750,000円 29,700,000円
頭金 2,970,000円 3,960,000円 4,950,000円 5,940,000円
月々の支払い額 35,000円 47,000円 59,000円 70,000円

平均的な40坪の家であれば、月々の支払い額は47,000円。30坪の小さな家でもよければ、月々の支払い額は35,000円です。

ただし、土地を持っていない場合はこれに加えて土地代がかかります。土地代はピンキリですが、東京都内や首都圏に住むのであれば30,000,000円は見ておきましょう。

さらに、注文住宅を建てる際は本体価格とは別に諸費用がかかります。金額は本体価格と土地代を足した金額の2割~3割程度。

仮に30,000,000円の土地を購入してスマート・ワンを建てるとしたら、以下の計算でおおざっぱな支払い総額が出せます。

・30坪の場合
(本体価格14,850,000円+土地代30,000,000円)×1.25=56,062,500円

・40坪の場合
(本体価格19,800,000円+土地代30,000,000円)×1.25=62,250,000円

・50坪の場合
(本体価格24,750,000円+土地代30,000,000円)×1.25=68,437,500円

・60坪の場合
(本体価格29,700,000円+土地代30,000,000円)×1.25=74,625,000円

土地代と諸費用をあわせると、支払い総額は30坪で56,062,500円です。

年収の8倍でこの金額になるとすれば、スマート・ワンを建てるには7,007,812円の年収が必要という計算になります。

ちなみに諸費用の内訳については以下の記事で詳しく解説しているので、詳細まで知りたい方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

ここまで読んで「高い…」と感じた方のために、桧家住宅でつかえる値引き交渉のやりかたを以下の記事で解説しています。少しでも安く建てるために参考になれば幸いです。

スマート・ワン カスタムの必要年収

スマート・ワン カスタム
(画像引用:桧家住宅ホームページ https://www.hinokiya.jp/)

おなじくハイブリッド工法のスマート・ワン カスタム。坪単価の目安は450,000円~600,000円です。

わかりやすくするために525,000円と仮定して、スマート・ワン カスタムを延べ床面積30坪~60坪で建てた場合で計算すると、支払い額は下の表のようになります。

費用 30坪の場合 40坪の場合 50坪の場合 60坪の場合
本体価格
(消費税込み)
17,325,000円 23,100,000円 28,875,000円 34,650,000円
頭金 3,465,000円 4,620,000円 5,775,000円 6,930,000円
月々の支払い額 41,000円 55,000円 68,000円 82,000円

平均的な40坪の家であれば、月々の支払い額は55,000円。30坪の小さな家でもよければ、月々の支払い額は41,000円です。

では、30,000,000円の土地を購入してスマート・ワン カスタムを建てると仮定し、諸費用を含めておおざっぱな支払い総額を出してみましょう。

・30坪の場合
(本体価格17,325,000円+土地代30,000,000円)×1.25=59,156,250円

・40坪の場合
(本体価格23,100,000円+土地代30,000,000円)×1.25=66,375,000円

・50坪の場合
(本体価格28,875,000円+土地代30,000,000円)×1.25=73,593,750円

・60坪の場合
(本体価格34,650,000円+土地代30,000,000円)×1.25=80,812,500円

土地代と諸費用をあわせると、支払い総額は30坪で59,156,250円です。

年収の8倍でこの金額になるとすれば、スマート・ワン カスタムを建てるには7,394,531円の年収が必要という計算になります。

Smart2の必要年収

Smart2
(画像引用:桧家住宅ホームページ https://www.hinokiya.jp/)

こちらもハイブリッド工法のSmart2。坪単価の目安は450,000円~600,000円です。

525,000円の計算例は先ほど解説したので、ここでは600,000円で計算します。

Smart2を延べ床面積30坪~60坪で建てた場合で計算すると、支払い額は下の表のようになります。

費用 30坪の場合 40坪の場合 50坪の場合 60坪の場合
本体価格
(消費税込み)
19,800,000円 26,400,000円 33,000,000円 39,600,000円
頭金 3,960,000円 5,280,000円 6,600,000円 7,920,000円
月々の支払い額 47,000円 63,000円 78,000円 94,000円

平均的な40坪の家であれば、月々の支払い額は63,000円。30坪の小さな家でもよければ、月々の支払い額は47,000円です。

では、30,000,000円の土地を購入してSmart2を建てると仮定し、諸費用を含めておおざっぱな支払い総額を出してみましょう。

・30坪の場合
(本体価格19,800,000円+土地代30,000,000円)×1.25=62,250,000円

・40坪の場合
(本体価格26,400,000円+土地代30,000,000円)×1.25=70,500,000円

・50坪の場合
(本体価格33,000,000円+土地代30,000,000円)×1.25=78,750,000円

・60坪の場合
(本体価格39,600,000円+土地代30,000,000円)×1.25=87,000,000円

土地代と諸費用をあわせると、支払い総額は30坪で62,250,000円です。

年収の8倍でこの金額になるとすれば、Smart2を建てるには7,781,250円の年収が必要という計算になります。

桧家住宅の家を〇〇の年収で建てるには

桧家住宅の家
(画像引用:桧家住宅ホームページ https://www.hinokiya.jp/)

ここまでは30,000,000円の土地を買う前提で必要な年収を出してきましたが、もちろん土地代にいくらかけるかは個人の自由です。

ここからは、

  • 年収3,000,000円
  • 年収4,000,000円
  • 年収5,000,000円

これら3つの年収で桧家住宅の家を建てるにはどうすればいいかを見ていきましょう。

年収3,000,000円の場合

家とお金1

年収3,000,000円の場合、8倍で計算すると、24,000,000円。

先ほど例として挙げたなかでもっとも安い30坪のスマート・ワンが、本体価格14,850,000円なので予算内です。

諸費用を考慮すると、土地代につかえるのは5,437,500円。5,437,500円の土地は東京都内で見つけるのは困難ですが、首都圏や地方であれば選択肢はあります。

頭金2,970,000円+諸費用5,071,875円の計8,041,875円用意して、月々の支払いは51,000円です。

年収3,000,000円というと月収が250,000円あるわけですから、夫婦2人で生活するぶんには困らないでしょう。

年収4,000,000円の場合

家とお金2

年収4,000,000円の場合、8倍で計算すると、32,000,000円。

この予算であれば、30坪のスマート・ワンが予算内で建てられて、諸費用を考慮しても土地代として10,750,000円つかえます。

この場合、頭金2,970,000円+諸費用6,400,000円の計9,370,000円用意して、月々の支払いは67,000円。

年収4,000,000円ということは月収が333,000円あるわけですから、頭金と諸費用さえ用意できれば、支払い自体はそれほどきつくないでしょう。

年収5,000,000円の場合

家とお金3

年収5,000,000円の場合、8倍で計算すると、40,000,000円。

これぐらい予算があれば、40坪のスマート・ワン カスタムも建てられます。

本体価格が23,100,000円なので、諸費用を考慮すると土地代につかえるのは8,900,000円です。

頭金4,620,000円+諸費用8,000,000円の計12,620,000円用意するとして、月々の支払いは81,000円。

年収5,000,000円というと月収が416,000円あるわけですから、これぐらい支払いがあっても余裕を持って暮らせるでしょう。

「家は小さくていいからもう少し土地にこだわりたい」ということであれば、30坪のスマート・ワン カスタム(17,325,000円)を建てて、土地代に14,675,000円まわすこともできます。

その場合は頭金3,465,000円+諸費用8,000,000円の計11,465,000円用意して、月々の支払いは84,000円です。

ここまで書いてきましたが、無理のない返済計画を立てるために、頭金は本体価格の2割以上の額を用意しておきましょう。

この記事を読んだことで、桧家住宅で家を建てるには年収いくら必要かという疑問が解消されることを願っています。

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