「富士住建で家を建てたいんだけど、年収っていくら必要?」
「月々の支払い額ってどれくらいになるの? 年収3,000,000円でも建てられるかな?」
注文住宅の値段、車や電化製品と違ってはっきりした額が決まっていないし、いくら用意すればいいのかわかりにくいですよね。
この記事では、富士住建で家を建てるには年収はいくら必要か、それに満たない年収で建てるにはどうしたらいいかをわかりやすく解説します。
実際に富士住建で建てたひとの実例を挙げながら解説しますので、ぜひ最後まで読んでください。
富士住建で家を建てたひとの年収
富士住建で家を建てたひとの口コミを調べると、年収は5,000,000円~12,000,000円程度であることがわかります。
建築費用は18,600,000円~30,000,000円で、年収の2.5倍~3.72倍の家を建てているのが実情です。
年収5,000,000円で18,600,000円の家を建てたひとは、さらに土地代を加えて支払い総額が39,800,000円と、7.96倍の金額に。
7.96倍と聞くと無謀な金額に聞こえるかもしれませんが、頭金を5,000,000円用意することで、無理のない返済計画を立てています。
また、他のハウスメーカーで建てたひとの口コミを参考にすると、土地代を含めた費用が年収の8倍程度であれば、無理のない返済計画が立てられるという計算結果が出ています。
富士住建で家を建てるには年収はいくら必要か
では実際にいくつかの商品を例に出して、必要な年収がいくらになるか計算していきましょう。
対象とする商品は以下の3つです。
商品名 | 特徴 |
富士住建のスタンダード | 木造軸組み or 2×4工法 |
HIRARI(平屋) | |
ひのきの家 |
なお支払いの条件としては、次のとおりで計算します。
- 頭金を本体価格の2割用意する
- 35年ローン(金利1.24%で固定)
- ボーナス払いなし
- 元利均等返済
富士住建のスタンダードの必要年収
(画像引用:富士住建ホームページ https://www.fujijuken.co.jp/index.php)
木造軸組み or 2×4工法が選択可能な、富士住建のスタンダード。坪単価の目安は500,000円~600,000円です。
わかりやすくするために坪単価を550,000円と仮定して、富士住建のスタンダードを延べ床面積30坪~60坪で建てた場合で計算すると、支払い額は下の表のようになります。
(※実際は延べ床面積が上下すると坪単価も変わるので、正確な金額ではありませんが、坪単価がいくら変動するかは断言できないため、この記事では一定で計算します。詳しくは以下の記事を参照してください。)
費用 | 30坪の場合 | 40坪の場合 | 50坪の場合 | 60坪の場合 |
本体価格 (消費税込み) |
18,150,000円 | 24,200,000円 | 30,250,000円 | 36,300,000円 |
頭金 | 3,630,000円 | 4,840,000円 | 6,050,000円 | 7,260,000円 |
月々の支払い額 | 43,000円 | 57,000円 | 72,000円 | 86,000円 |
平均的な40坪の家であれば、月々の支払い額は57,000円。30坪の小さな家でもよければ、月々の支払い額は43,000円です。
ただし、土地を持っていない場合はこれに加えて土地代がかかります。土地代はピンキリですが、東京都内や首都圏に住むのであれば30,000,000円は見ておきましょう。
さらに、注文住宅を建てる際は本体価格とは別に諸費用がかかります。金額は本体価格と土地代を足した金額の2割~3割程度。
仮に30,000,000円の土地を購入して富士住建のスタンダードを建てるとしたら、以下の計算でおおざっぱな支払い総額が出せます。
・30坪の場合
(本体価格18,150,000円+土地代30,000,000円)×1.25=60,187,500円
・40坪の場合
(本体価格24,200,000円+土地代30,000,000円)×1.25=67,750,000円
・50坪の場合
(本体価格30,250,000円+土地代30,000,000円)×1.25=75,312,500円
・60坪の場合
(本体価格36,300,000円+土地代30,000,000円)×1.25=82,875,000円
土地代と諸費用をあわせると、支払い総額は30坪で60,187,500円です。
年収の8倍でこの金額になるとすれば、富士住建のスタンダードを建てるには7,523,437円の年収が必要という計算になります。
ちなみに諸費用の内訳については以下の記事で詳しく解説しているので、詳細まで知りたい方はこちらもあわせて参考にしてみてください。
HIRARI(平屋)の必要年収
(画像引用:富士住建ホームページ https://www.fujijuken.co.jp/index.php)
おなじく、木造軸組み or 2×4工法が選択可能な、HIRARI(平屋)。坪単価の目安は500,000円~650,000円です。
わかりやすくするために575,000円と仮定して、HIRARI(平屋)を延べ床面積30坪~60坪で建てた場合で計算すると、支払い額は下の表のようになります。
費用 | 30坪の場合 | 40坪の場合 | 50坪の場合 | 60坪の場合 |
本体価格 (消費税込み) |
18,975,000円 | 25,300,000円 | 31,625,000円 | 37,950,000円 |
頭金 | 3,795,000円 | 5,060,000円 | 6,325,000円 | 7,590,000円 |
月々の支払い額 | 45,000円 | 60,000円 | 75,000円 | 90,000円 |
平均的な40坪の家であれば、月々の支払い額は60,000円。30坪の小さな家でもよければ、月々の支払い額は45,000円です。
では、30,000,000円の土地を購入してHIRARI(平屋)を建てると仮定し、諸費用を含めておおざっぱな支払い総額を出してみましょう。
・30坪の場合
(本体価格18,975,000円+土地代30,000,000円)×1.25=61,218,750円
・40坪の場合
(本体価格25,300,000円+土地代30,000,000円)×1.25=69,125,000円
・50坪の場合
(本体価格31,625,000円+土地代30,000,000円)×1.25=77,031,250円
・60坪の場合
(本体価格37,950,000円+土地代30,000,000円)×1.25=84,937,500円
土地代と諸費用をあわせると、支払い総額は30坪で61,218,750円です。
年収の8倍でこの金額になるとすれば、HIRARI(平屋)を建てるには7,652,343円の年収が必要という計算になります。
ひのきの家の必要年収
(画像引用:富士住建ホームページ https://www.fujijuken.co.jp/index.php)
こちらも木造軸組み or 2×4工法が選択可能な、ひのきの家。坪単価の目安は500,000円~650,000円です。
575,000円の計算例は先ほど解説したので、ここでは650,000円で計算します。
ひのきの家を延べ床面積30坪~60坪で建てた場合で計算すると、支払い額は下の表のようになります。
費用 | 30坪の場合 | 40坪の場合 | 50坪の場合 | 60坪の場合 |
本体価格 (消費税込み) |
21,450,000円 | 28,600,000円 | 35,750,000円 | 42,900,000円 |
頭金 | 4,290,000円 | 5,720,000円 | 7,150,000円 | 8,580,000円 |
月々の支払い額 | 51,000円 | 68,000円 | 84,000円 | 101,000円 |
平均的な40坪の家であれば、月々の支払い額は68,000円。30坪の小さな家でもよければ、月々の支払い額は51,000円です。
では、30,000,000円の土地を購入してひのきの家を建てると仮定し、諸費用を含めておおざっぱな支払い総額を出してみましょう。
・30坪の場合
(本体価格21,450,000円+土地代30,000,000円)×1.25=64,312,500円
・40坪の場合
(本体価格28,600,000円+土地代30,000,000円)×1.25=73,250,000円
・50坪の場合
(本体価格35,750,000円+土地代30,000,000円)×1.25=82,187,500円
・60坪の場合
(本体価格42,900,000円+土地代30,000,000円)×1.25=91,125,000円
土地代と諸費用をあわせると、支払い総額は30坪で64,312,500円です。
年収の8倍でこの金額になるとすれば、ひのきの家を建てるには8,039,062円の年収が必要という計算になります。
富士住建の家を〇〇の年収で建てるには
(画像引用:富士住建ホームページ https://www.fujijuken.co.jp/index.php)
ここまでは30,000,000円の土地を買う前提で必要な年収を出してきましたが、もちろん土地代にいくらかけるかは個人の自由です。
ここからは、
- 年収3,000,000円
- 年収4,000,000円
- 年収5,000,000円
これら3つの年収で富士住建の家を建てるにはどうすればいいかを見ていきましょう。
年収3,000,000円の場合
年収3,000,000円の場合、8倍で計算すると、24,000,000円。
先ほど例として挙げたなかでもっとも安い30坪の富士住建のスタンダードが、本体価格18,150,000円なので予算内ですが、諸費用を考慮すると土地代につかえるのはわずか1,050,000円です。
1,050,000円の土地も探せば見つかります。しかし、選択肢がかなりせまくなるので、もう少し予算を土地代に向けて計算してみましょう。
22坪の家にすれば、本体価格は消費税込みで13,310,000円※。これなら諸費用を考慮しても土地代に5,890,000円つかえます。
頭金2,662,000円+諸費用4,800,000円の計7,462,000円用意して、月々の支払いは49,000円です。
年収3,000,000円というと月収が250,000円あるわけですから、夫婦2人で生活するぶんには困らないでしょう。
(※先ほど触れたように、坪数が変わると坪単価も変わりますが、いくら変わるかが断言できないため、一定で計算しています。)
年収4,000,000円の場合
年収4,000,000円の場合、8倍で計算すると、32,000,000円。
この予算であれば、30坪の富士住建のスタンダード(18,150,000円)が予算内で建てられて、土地代に7,450,000円つかえます。
ただ、7,450,000円だと東京都内で探すのは難しく、首都圏もしくは地方で探すことになります。
この場合、頭金3,630,000円+諸費用6,400,000円の計10,030,000円用意して、月々の支払いは65,000円。
年収4,000,000円ということは月収が333,000円あるわけですから、頭金と諸費用さえ用意できれば、支払い自体はそれほどきつくないでしょう。
年収5,000,000円の場合
年収5,000,000円の場合、8倍で計算すると、40,000,000円。
これぐらい予算があれば、先ほど例として挙げたなかでもっとも高価な、ひのきの家も建てられます。
ひのきの家の本体価格は、30坪で21,450,000円なので、諸費用を考慮すると土地代につかえるのは10,550,000円です。
頭金4,290,000円+諸費用8,000,000円の計12,290,000円用意するとして、月々の支払いは82,000円。
年収5,000,000円というと月収が416,000円あるわけですから、これぐらい支払いがあっても余裕を持って暮らせるでしょう。
「ひのきの家じゃなくていいからもっと大きな家がいい」ということであれば、40坪の富士住建のスタンダード(本体価格24,200,000円)を建てて、土地代に7,800,000円まわすこともできます。
その場合は頭金4,840,000円+諸費用8,000,000円の計12,840,000円用意して、月々の支払いは80,000円です。
ここまで書いてきましたが、無理のない返済計画を立てるために、頭金は本体価格の2割以上の額を用意しておきましょう。
この記事を読んだことで、富士住建で家を建てるには年収いくら必要かという疑問が解消されることを願っています。
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