「アキュラホームで家を建てたいんだけど、年収っていくら必要?」
「月々の支払い額ってどれくらいになるの? 年収3,000,000円でも建てられるかな?」
注文住宅の値段、車や電化製品と違ってはっきりした額が決まっていないし、いくら用意すればいいのかわかりにくいですよね。
この記事では、アキュラホームで家を建てるには年収はいくら必要か、それに満たない年収で建てるにはどうしたらいいかをわかりやすく解説します。
実際にアキュラホームで建てたひとの実例を挙げながら解説しますので、ぜひ最後まで読んでください。
アキュラホームで家を建てたひとの年収
アキュラホームで実際に家を建てたひとの口コミを調べると、年収は5,500,000円~10,000,000円程度であることがわかります。
建築費用は17,000,000円~25,000,000円で、年収の2.16倍~3.09倍の家を建てているのが実情です。
年収5,500,000円で17,000,000円の家を建てたひとは、さらに土地代を加えて支払い総額が40,000,000円と、年収の7.27倍の金額に。
7.27倍と聞くと無謀な金額に聞こえるかもしれませんが、頭金はわずか2,000,000円で建てており、それほど資金がなくても7.27倍程度であれば実現可能だということを示しています。
アキュラホームで家を建てるには年収はいくら必要か
では実際にいくつかの商品を例に出して、必要な年収がいくらになるか計算していきましょう。
対象とする商品は以下の3つです。
商品名 | 特徴 |
大収納のある家 | 木造2階建て |
ZEHの家 | |
平屋の家 | 木造平屋 |
なお支払いの条件としては、次の通りで計算します。
- 頭金を本体価格の2割用意する
- 35年ローン(金利1.24%で固定)
- ボーナス払いなし
- 元利均等返済
大収納のある家の必要年収
(画像引用:アキュラホームホームページ http://www.aqura.co.jp/)
木造2階建て、大収納のある家。坪単価の目安は450,000円~550,000円です。
わかりやすくするために坪単価を500,000円と仮定して、大収納のある家を延べ床面積30坪~60坪で建てた場合で計算すると、支払い額は下の表のようになります。
(※実際は延べ床面積が上下すると坪単価も変わるので、正確な金額ではありませんが、坪単価がいくら変動するかは断言できないため、この記事では一定で計算します。詳しくは以下の記事を参照してください。)
費用 | 30坪の場合 | 40坪の場合 | 50坪の場合 | 60坪の場合 |
本体価格 (消費税込み) |
16,500,000円 | 22,000,000円 | 27,500,000円 | 33,000,000円 |
頭金 | 3,300,000円 | 4,400,000円 | 5,500,000円 | 6,600,000円 |
月々の支払い額 | 39,000円 | 52,000円 | 65,000円 | 78,000円 |
平均的な40坪の家であれば、月々の支払い額は52,000円。30坪の小さな家でもよければ、月々の支払い額は39,000円です。
ただし、土地を持っていない場合はこれに加えて土地代がかかります。土地代はピンキリですが、東京都内や首都圏に住むのであれば30,000,000円は見ておきましょう。
さらに、注文住宅を建てる際は本体価格とは別に諸費用がかかります。金額は本体価格と土地代を足した金額の2割~3割程度。
仮に30,000,000円の土地を購入して大収納のある家を建てるとしたら、以下の計算でおおざっぱな支払い総額が出せます。
・30坪の場合
(本体価格16,500,000円+土地代30,000,000円)×1.25=58,125,000円
・40坪の場合
(本体価格22,000,000円+土地代30,000,000円)×1.25=65,000,000円
・50坪の場合
(本体価格27,500,000円+土地代30,000,000円)×1.25=71,875,000円
・60坪の場合
(本体価格33,000,000円+土地代30,000,000円)×1.25=78,750,000円
土地代と諸費用をあわせると、支払い総額は30坪で58,125,000円です。
先ほどの実例のように年収の7.27倍でこの金額になるとすれば、大収納のある家を建てるには7,995,185円の年収が必要という計算になります。
ちなみに諸費用の内訳については以下の記事で詳しく解説しているので、詳細まで知りたい方はこちらもあわせて参考にしてみてください。
ZEHの家の必要年収
(画像引用:アキュラホームホームページ http://www.aqura.co.jp/)
おなじく木造2階建て、ZEHの家。坪単価の目安は550,000円~650,000円です。
わかりやすくするために600,000円と仮定して、ZEHの家を延べ床面積30坪~60坪で建てた場合で計算すると、支払い額は下の表のようになります。
費用 | 30坪の場合 | 40坪の場合 | 50坪の場合 | 60坪の場合 |
本体価格 (消費税込み) |
19,800,000円 | 26,400,000円 | 33,000,000円 | 39,600,000円 |
頭金 | 3,960,000円 | 5,280,000円 | 6,600,000円 | 7,920,000円 |
月々の支払い額 | 47,000円 | 63,000円 | 78,000円 | 94,000円 |
平均的な40坪の家であれば、月々の支払い額は63,000円。30坪の小さな家でもよければ、月々の支払い額は47,000円です。
では、30,000,000円の土地を購入してZEHの家を建てると仮定し、諸費用を含めておおざっぱな支払い総額を出してみましょう。
・30坪の場合
(本体価格19,800,000円+土地代30,000,000円)×1.25=62,250,000円
・40坪の場合
(本体価格26,400,000円+土地代30,000,000円)×1.25=70,500,000円
・50坪の場合
(本体価格33,000,000円+土地代30,000,000円)×1.25=78,750,000円
・60坪の場合
(本体価格39,600,000円+土地代30,000,000円)×1.25=87,000,000円
土地代と諸費用をあわせると、支払い総額は30坪で62,250,000円です。
年収の7.27倍でこの金額になるとすれば、ZEHの家を建てるには8,562,585円の年収が必要という計算になります。
平屋の家の必要年収
(画像引用:アキュラホームホームページ http://www.aqura.co.jp/)
平屋の家の坪単価は、450,000円~650,000円が目安です。
わかりやすくするために550,000円と仮定して、平屋の家を延べ床面積30坪~60坪で建てた場合で計算すると、支払い額は下の表のようになります。
費用 | 30坪の場合 | 40坪の場合 | 50坪の場合 | 60坪の場合 |
本体価格 (消費税込み) |
18,150,000円 | 24,200,000円 | 30,250,000円 | 36,300,000円 |
頭金 | 3,630,000円 | 4,840,000円 | 6,050,000円 | 7,260,000円 |
月々の支払い額 | 43,000円 | 57,000円 | 72,000円 | 86,000円 |
平均的な40坪の家であれば、月々の支払い額は57,000円。30坪の小さな家でもよければ、月々の支払い額は43,000円です。
では、30,000,000円の土地を購入して平屋の家を建てると仮定し、諸費用を含めておおざっぱな支払い総額を出してみましょう。
・30坪の場合
(本体価格18,150,000円+土地代30,000,000円)×1.25=60,187,500円
・40坪の場合
(本体価格24,200,000円+土地代30,000,000円)×1.25=67,750,000円
・50坪の場合
(本体価格30,250,000円+土地代30,000,000円)×1.25=75,312,500円
・60坪の場合
(本体価格36,300,000円+土地代30,000,000円)×1.25=82,875,000円
土地代と諸費用をあわせると、支払い総額は30坪で60,187,500円です。
年収の7.27倍でこの金額になるとすれば、平屋の家を建てるには8,278,885円の年収が必要という計算になります。
アキュラホームの家を〇〇の年収で建てるには
(画像引用:アキュラホームホームページ http://www.aqura.co.jp/)
ここまでは30,000,000円の土地を買う前提で必要な年収を出してきましたが、もちろん土地代にいくらかけるかは個人の自由です。
ここからは、
- 年収3,000,000円
- 年収5,000,000円
- 年収7,000,000円
これら3つの年収でアキュラホームの家を建てるにはどうすればいいかを見ていきましょう。
年収3,000,000円の場合
年収3,000,000円の場合、7.27倍で計算すると、21,810,000円。
先ほど例として挙げたなかでもっとも安い30坪の大収納のある家が、本体価格だけ見ると16,500,000円なので予算内ですが、諸費用と土地代に回せるお金がのこりません。
こうなると、まず設備のグレードを下げて、坪単価を下限の450,000円に下げる必要があります。
坪単価450,000円で30坪の家であれば、本体価格は消費税込みで14,850,000円。これなら諸費用を考慮しても土地代に2,500,000円使えます。
頭金2,970,000円+諸費用4,337,500円の計7,307,500円用意して、月々の支払いは43,000円です。
年収3,000,000円というと月収が250,000円あるわけですから、夫婦2人で生活するぶんには困らないでしょう。
年収5,000,000円の場合
年収5,000,000円の場合、7.27倍で計算すると、36,350,000円。
30坪の大収納のある家(16,500,000円)は予算内で建てられて、諸費用を考慮しても土地代として12,500,000円使えます。
12,500,000円というと東京都内ではなかなか見つかりませんが、首都圏や地方であれば選択肢は豊富です。
この場合、頭金3,300,000円+諸費用7,250,000円の計10,550,000円用意して、月々の支払いは76,000円。
「土地は地方でいいから家をもっと広くしたい」ということであれば、土地代を7,000,000円に抑えて40坪の大収納のある家(本体価格22,000,000円)を建てることも可能です。
その場合は頭金4,400,000円+諸費用7,250,000円の計11,650,000円用意して、月々の支払いは73,000円。
年収5,000,000円ということは月収が416,000円あるわけですから、頭金と諸費用さえ用意できれば、支払い自体はそれほどきつくないでしょう。
年収7,000,000円の場合
年収7,000,000円の場合、7.27倍で計算すると、50,890,000円。
これぐらい予算があれば、先ほど例として挙げたなかでもっとも高額な、ZEHの家も建てられます。
40坪で建てる場合、本体価格26,400,000円なので、諸費用を考慮すると土地代に使えるのは14,300,000円です。
頭金5,280,000円+諸費用10,175,000円の計15,455,000円用意するとして、月々の支払いは104,000円。
年収7,000,000円というと月収が583,000円あるわけですから、これぐらい支払いがあっても余裕を持って暮らせるでしょう。
2階建てがよければ、50坪の大収納のある家が本体価格27,500,000円で建てられて、諸費用を考慮しても土地代に13,200,000円かけられます。
その場合は頭金5,500,000円+諸費用10,175,000円の計15,675,000円用意して、月々の支払いは104,000円です。
ここまで書いてきましたが、本体価格がかなり安いぶん土地代にかけられるお金が多いので、都市部にこだわらなければ希望を実現しやすいです。
この記事を読んだことで、アキュラホームで家を建てるには年収いくら必要かという疑問が解消されることを願っています。
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