新築戸建ての外壁の色は心理学で決める!各色が与える心理とは?

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「注文住宅を建てようと思ってるんだけど、外壁の色って何色にするべき?」

「せっかくの新築の家が外壁の色で失敗したらイヤだな…。どうやって決めたらいいか教えて!」

人生で一度の新築マイホーム、外壁の色で後悔したくないですよね。

この記事では、家を建てるにあたって外壁の色はどうやって決めればいいか、色彩心理学の観点から、わかりやすく解説します。

読めば、それぞれの色が人間にあたえる心理を知ったうえで、外壁の色を決められるようになりますので、ぜひ最後まで読んでください。

新築一戸建ての外壁の色を決める際のポイント

前提として、色はそれぞれイメージを持っています。意識していてもしていなくても、私たち人間は色を見たときに連想する雰囲気があるのです。

色が持つイメージは、外壁の色を決める際にとても重要なポイント。ここからそれぞれの色がどんなイメージを持っているかについて解説していきます。

赤は通りがかりのひとを興奮させる色

赤い外壁の色

赤い外壁は、数ある色のなかでももっとも家を目立たせる色です。

赤を見ると人間は活動的なイメージを想像し、興奮します。

通行人からの視線を集めやすいため、店の外壁としては集客効果がねらえていいのですが、家の外壁としては注目を浴びすぎて、うっとうしく感じるでしょう。

また、色には距離感を変えてしまう力があります。おなじ距離にあるものでも、色が違うだけで近くに見えたり、遠くに見えたりするのです。

おなじ距離にあっても近くに見える色を「進出色」といい、赤はこの「進出色」にあてはまります。

「進出色」を家の外壁にすると、大きなメリットが。

たとえば交差点に面した家では、家が交通事故に巻き込まれることが多々ありますが、赤い外壁にすることで通りがかりの車に遠くから家の存在をアピールし、早めに減速させる効果が期待できるのです。

青は犯罪抑止に効果がある色

青い外壁の家

青い外壁は、通りがかりのひとをクールダウンさせる色です。

目立たせて興奮させる赤とは対照的に、視線を集めにくいため、通行人から好奇の目で見られたくないひとにとってはうってつけの色でしょう。

青にはさらに犯罪抑止効果があり、泥棒の侵入を思いとどまらせる効果が期待できます。

実際、イギリスのグラスゴーという街では、街の照明をオレンジから青に変えたところ、犯罪が激減し、日本でも2005年に奈良県警が取り入れたら同様の効果が出た、というデータがあるのです。

デメリットとしては、暗めの青は「後退色」といって、おなじ距離にあっても遠くに見えます。

交差点に面した家では車の運転手から遠くに見えるため、存在に気づくのが遅れて事故に巻き込まれやすいです。

海外の例になりますが、交通事故の統計を取ったら、赤い車よりも青い車のほうが3倍も事故が多いことがわかりました。

緑は街中でもっとも目立たない色

緑の外壁の家

緑色の外壁は、家を街中でもっとも目立たなくする色です。

緑を見ると人間は安心し、なんとなく安全そうなイメージを感じます。

ぱっと見の印象は赤い外壁のほうが目を引くものの、ひとが心地よさを感じるのは緑色。

交友関係の広さにもよりますが、外壁の色を緑色にすれば、自然と来客が集まる家になるでしょう。

黄色は安っぽさを感じさせる色

黄色い外壁の家

黄色い外壁は、赤い外壁と並んで街中で目立つ色です。

ただ、色が持つイメージは赤とは違い、「安い」印象をあたえます。

「せっかく建てた家が安っぽく見られるのはいやだ」という方には、黄色い外壁を採用することはおすすめできません。

白は緊張感を感じさせる色

白い外壁の家

白い外壁は、見たひとに緊張感を感じさせる色です。

ただ、度合いとしてはそれほど強くなく、赤や青にくらべてクセのない色といえます。

同時に、シンプルなイメージもすべての色のなかでもっとも強く持っているため、無難な外壁にしたければ白を採用するといいでしょう。

黒は重さを感じさせる色

黒い外壁の家

黒い外壁は、見たひとに重さを感じさせる色。

ある実験では、100グラムの黒い箱と、何も入っていない白い箱を用意し、おなじ重さになったと感じるまで白い箱に重りを足していったところ、白い箱が187グラムになったというのです。

つまり、黒い箱は白い箱よりも87グラムぶん重く感じさせる効果があるということ。

重厚感はそのまま高級感を演出する役割も果たすので、おしゃれな外壁よりも高級感のある外壁にしたい方は、黒を候補に入れるといいでしょう。

家を建てる地域によってきれいに見える色が違う

日本地図

家を建てる地域によって、きれいに見える色は変わってきます。

具体的には、北海道から沖縄へ南下していくにつれて、青系の色から赤系の色へと変化していくのです。

変化していく理由は、その地域に届きやすい光の波長が違うからです。

波長とは、太陽光にふくまれるさまざまな色の光のこと。光が目をとおして脳に伝わると、人間は「色」として認識します。

緯度の高い北側は波長の短い光が届きやすく、緯度の低い南側は波長の長い光が届きやすい。

波長が短いのは青系、長いのは赤系なので、北の方では青がきれいに見え、南のほうでは赤がきれいに見えるのです。

ただし、地域による差はそこまで顕著なものではありません。参考程度にとらえてください。

外壁の色を決める際はかならず実物を見に行く

色見本

外壁の色を決める際に、ハウスメーカーや工務店から色見本を見せられて、そのなかからえらぶことになります。

注意しなければいけないのは、色見本は小さいため、面積の大きい壁に塗ったときと印象が違うということ。

ちょっと落ち着いた感じだと思っていた色が、壁に塗ってみたらずいぶん暗くなってしまった、という例が少なくありません。

色の候補を絞ったら、実際におなじ色で建てた家をかならず見に行きましょう。

ここまで書いてきましたが、ただ好みで決めるだけよりも、色の持つイメージを知ったうえで決めれば、外壁で満足できる可能性がグッと高まりますよ。

この記事を読んだことで、新築戸建ての外壁の色を決める判断材料のひとつになれることを願っています。

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