「一建設で家を建てようと思ってるんだけど、標準仕様ではどんな設備がついてるの?」
「一建設の標準仕様について、くわしく知りたい!」
ハウスメーカーの標準仕様って、ホームページを見ても書いていないし、調べるのが面倒ですよね。
この記事では、一建設の標準仕様(標準装備)について、メーカーから商品名・機能性・特長までくわしく解説します。
読めばどんな設備がついているか理解できますので、ぜひ最後まで読んでください。
一建設の標準仕様(標準装備)
それではさっそく解説していきます。
お風呂はパナソニック or リクシル or ハウステック
お風呂は、パナソニック・リクシル・ハウステックの3メーカーから選択可能です。
パナソニック製「FZ」
(画像引用:パナソニックホームページ https://www.panasonic.com/jp/home.html)
パナソニック製のお風呂は、「FZ」。
(画像引用:パナソニックホームページ https://www.panasonic.com/jp/home.html)
「FZ」では、換気口を扉上部に設置した、スキットドアが標準装備されています。
従来のドアは換気口が扉の下部にあって、水がかかるため汚れがつきやすいというデメリットがありました。
上部に設置することで汚れがつきにくくなり、またドア面材まわりのパッキンをなくしたことで、カビが生えにくく、掃除が楽なのが特長です。
(画像引用:パナソニックホームページ https://www.panasonic.com/jp/home.html)
「FZ」の床は、床の端が立ち上がった構造になっている、「スミピカフロア」。
防水性に優れていることでカビが生えにくく、床掃除が楽です。
(画像引用:パナソニックホームページ https://www.panasonic.com/jp/home.html)
「スミピカフロア」は水にぬれても乾きやすいのが特長のひとつ。家族が入ったあとに入っても、足をすべらせる心配がありません。
リクシル製「アライズ」
(画像引用:リクシルホームページ https://www.lixil.co.jp/)
リクシル製のお風呂は、「アライズ」。
(画像引用:リクシルホームページ https://www.lixil.co.jp/)
「アライズ」では、お湯が真上から降り注ぐ、フルフォールシャワーを搭載。
(画像引用:リクシルホームページ https://www.lixil.co.jp/)
シャワーの高さは片手でかんたんに変更可能です。
(画像引用:リクシルホームページ https://www.lixil.co.jp/)
カウンターを壁から外せるようになっており、カウンター裏の壁や床をラクに掃除できます。
(画像引用:リクシルホームページ https://www.lixil.co.jp/)
直径80mmのボトルを3本並べて置ける、コーナーシェルフ。
(画像引用:リクシルホームページ https://www.lixil.co.jp/)
コーナーシェルフも取り外して洗えます。
(画像引用:リクシルホームページ https://www.lixil.co.jp/)
「アライズ」の床は、掃除のしやすい「キレイサーモフロア」。
従来の床よりもスポンジが奥まで届きやすいのが特長です。
(画像引用:リクシルホームページ https://www.lixil.co.jp/)
さらに、汚れがつきにくいように特殊な表面処理がほどこされています。
頭を洗ったりシャワーを浴びると皮脂汚れが床につきますが…、
(画像引用:リクシルホームページ https://www.lixil.co.jp/)
撥油基(油をはじく成分)があるので、床表面に皮脂汚れが固着しにくい。
(画像引用:リクシルホームページ https://www.lixil.co.jp/)
同時に、親水基(水となじむ成分)によって、流した水が皮脂汚れをうまく洗い流してくれます。
「キレイサーモフロア」はこのように掃除がしやすいことのほかに、独自の断熱構造によって足に冷たさを感じにくいのもメリットのひとつです。
(画像引用:リクシルホームページ https://www.lixil.co.jp/)
「アライズ」は、浴槽の排水を利用して排水溝にうずを起こし、排水溝のなかを洗浄する構造になっています。
(画像引用:リクシルホームページ https://www.lixil.co.jp/)
髪の毛もうずによってまとめてくれるので、片手でポイッと捨てるだけで処理完了。
(画像引用:リクシルホームページ https://www.lixil.co.jp/)
排水溝内部は、従来のお風呂にくらべて凹凸が少なく、奥まで手が届きやすい構造になっているため、こすり洗いが楽です。
(画像引用:リクシルホームページ https://www.lixil.co.jp/)
「アライズ」の浴槽は保温構造になっており、4時間放置した場合の温度変化はわずか-2.5℃。生活時間の異なる家族で使う場合も、沸かしなおしの必要がありません。
ハウステック製「フェリテ」
(画像引用:ハウステックホームページ https://www.housetec.co.jp/)
ハウステック製のお風呂は、「フェリテ」。
(画像引用:ハウステックホームページ https://www.housetec.co.jp/)
「フェリテ」のシャワーからは、カビの栄養源となるせっけんカスの発生を抑える、「クリン軟水」が出てきます。
(画像引用:ハウステックホームページ https://www.housetec.co.jp/)
せっけんカスの発生を抑えることで、洗い上がりの肌はしっとりすべすべに。
頭を洗う際はシャンプーの洗浄力をうまく引き出すため、髪も地肌もしっかり洗えて、乾かすと指がスルッと通ります。
(画像引用:ハウステックホームページ https://www.housetec.co.jp/)
上の画像は、洗顔後の肌をくらべたものです。
一般の水道水で洗った肌がつっぱっているのに対して、「クリン軟水」で洗った肌はつるつるしているのがわかります。
(画像引用:ハウステックホームページ https://www.housetec.co.jp/)
こちらは洗髪後の髪をくらべた画像。
一般の水道水で洗った髪がパサパサしているのに対して、「クリン軟水」で洗った髪はしっとりしているのがわかりますね。
(画像引用:ハウステックホームページ https://www.housetec.co.jp/)
「フェリテ」には、掃除がかんたんな「除菌楽すてヘアキャッチャー」を搭載。
たまった髪の毛に直接触れることなく、取り外してゴミ箱に捨てることが可能です。
さらに、銅の力でぬめりとニオイを抑え、雑菌の繁殖を防ぎます。
(画像引用:ハウステックホームページ https://www.housetec.co.jp/)
排水溝内部にも銅プレートを設置することで、銅イオンが封水に溶けだし、ぬめりやニオイの原因菌を除菌する仕組みです。
(画像引用:ハウステックホームページ https://www.housetec.co.jp/)
上の画像は、「除菌楽すてヘアキャッチャー」に使う銅片に、菌を接種した実験の結果。
接種してから24時間後にはきれいに消えており、浴室に存在する代表的な微生物(大腸菌・黄色ブドウ球菌・メチロバクテリウム)に対する抗菌効果が確認されました。
(画像引用:ハウステックホームページ https://www.housetec.co.jp/)
「フェリテ」の浴槽の高さは、従来の浴槽よりも6cm低い、39cmで設計されています。
理由は、39cmは女性の平均的なひざ下長さであり、どんなひとが入る場合でも足を上げる動作が少なくて済むからです。
(画像引用:ハウステックホームページ https://www.housetec.co.jp/)
またぎ高さが低いと、無理な姿勢をとらなくても、洗い場から掃除ができます。
(画像引用:ハウステックホームページ https://www.housetec.co.jp/)
浴槽底面と洗い場床との段差も0cm。
足を自然に下ろしやすく姿勢が安定するので、より安心です。
(画像引用:ハウステックホームページ https://www.housetec.co.jp/)
「フェリテ」は、フロイスにすわったときの使い勝手を考慮した高さに、水栓とカウンターを設計。
楽な動作で身体を洗えて便利です。
(画像引用:ハウステックホームページ https://www.housetec.co.jp/)
立ってシャワーを出すときは、上面からワンタッチでお湯が出ます。
(画像引用:ハウステックホームページ https://www.housetec.co.jp/)
すわったときは正面からワンタッチ。
(画像引用:ハウステックホームページ https://www.housetec.co.jp/)
75cmの高さのカウンターは、洗い場での立ちすわりの際に手をかけるのに最適です。
(画像引用:ハウステックホームページ https://www.housetec.co.jp/)
浴槽への出入りの際にも身体を支えられます。
(画像引用:ハウステックホームページ https://www.housetec.co.jp/)
下部のカウンターは、取り外すことが可能。
従来のお風呂では掃除しづらかった、裏側も壁面もカウンター下も、気になるところすべてをかんたんにまる洗いできます。
(画像引用:ハウステックホームページ https://www.housetec.co.jp/)
カウンターを浴槽に引っかければ、テーブル代わりに。
タブレットを置いて、入浴しながら動画や音楽を楽しむのもいいでしょう。
(画像引用:ハウステックホームページ https://www.housetec.co.jp/)
「フェリテ」の床は、微細な空気層をふくむ特殊素材を独自の製法で一体化させた、「温クリンフロア」。
冷たくなりにくく、入浴時のヒヤリ感を軽減します。
(画像引用:ハウステックホームページ https://www.housetec.co.jp/)
「フェイスクリン浴槽」と名付けられた浴槽には、汚れ落ちのよさが長期間続くというメリットが。
上の画像は、10年使用相当品の一般的な浴槽と「フェイスクリン浴槽」の汚れを、おなじ条件で掃除して比較したものです。
一般的な浴槽に汚れが残っているのに対し、「フェイスクリン浴槽」は完全に汚れが落ちているのがわかりますね。
玄関ドアはYKK ap製「ヴェナート」
(画像引用:YKK apホームページ https://www.ykkap.co.jp/)
玄関ドアは、YKK ap製「ヴェナート」。
(画像引用:YKK apホームページ https://www.ykkap.co.jp/)
リモコンキーを使った電気錠になっており、ハンドルのボタンを押すだけでカギの開け閉めができます。
バッテリー残量が少なくなってきたときは、ドアハンドルがブザーとランプで警告してくれるので、安心です。
(画像引用:YKK apホームページ https://www.ykkap.co.jp/)
ドアハンドルの近くにリモコンキーを置き忘れた場合、第三者がドアハンドルのボタンを押しても解錠することがないように、置き忘れ防止機能が働きます。
機能作動中は室外側のハンドル操作が無効になり、ピッピッピッと警告音が鳴ります。
その間にリモコンキーを揺らすか、操作すれば復帰するシステムです。
電気錠がいらない場合は手動錠も選べます。
トイレはTOTO製「CS340」
トイレはTOTO製の「CS340」。
(画像引用:TOTOホームページ https://jp.toto.com/)
・「セフィオンテクト」
従来のうわぐすり(陶器表面に塗る薬)の上に特殊なガラス層を焼き付けることで、便器内部表面を1,000,000分の1mmのナノレベルでなめらかに仕上げています。
上の画像のように、汚物を塗布した時点で汚れをはじき始めて…、
(画像引用:TOTOホームページ https://jp.toto.com/)
洗浄するとこのようにきれいに落ちます。
(画像引用:TOTOホームページ https://jp.toto.com/)
・「フチなし形状」
汚れがたまりやすいフチ裏をなくした、フチなし形状。
掃除する際に死角がないので、シートでサッとふき掃除するだけできれいになります。
(画像引用:TOTOホームページ https://jp.toto.com/)
・「トルネード洗浄」
うずを巻くようなトルネード洗浄が、少ない水で効率よく洗浄します。
汚物がつきやすい便器後方に勢いよく水が当たり、汚れをしっかり洗い流す仕組みです。
窓サッシはYKK ap製「フレミングJ」
(画像引用:YKK apホームページ https://www.ykkap.co.jp/)
窓サッシは、YKK ap製「フレミングJ」。
(画像引用:YKK apホームページ https://www.ykkap.co.jp/)
樹脂アングルを採用することで、結露を減らして、汚れの進行やカビ・ダニを抑制します。
標準装備の複層ガラスは遮熱・断熱・省エネ性能にすぐれ、より快適な住まいを実現するでしょう。
(画像引用:YKK apホームページ https://www.ykkap.co.jp/)
上の画像は、一般サッシと「フレミングJ」の防露性能を比較したものです。
「フレミングJ」はアングル部の不快な結露をおさえ、内装材の腐食やクロスの汚れを防ぎます。
(画像引用:YKK apホームページ https://www.ykkap.co.jp/)
複層ガラスの断熱性は、単板ガラスの約2倍。
そのため冷暖房エネルギーを大幅に削減することができ、家計の負担を減らします。
(画像引用:YKK apホームページ https://www.ykkap.co.jp/)
ハンドルは、手になじむ形状を追求。デザインの統一感と、ハンドルごとの使いやすさを両立しています。
(画像引用:YKK apホームページ https://www.ykkap.co.jp/)
引き違い窓には、2ロックを標準装備。
(画像引用:YKK apホームページ https://www.ykkap.co.jp/)
障子が完全に閉まっていない状態では、施錠できません。無締まりに効果的です。
(画像引用:YKK apホームページ https://www.ykkap.co.jp/)
室内からは指でかんたんに施解錠できる補助錠を装備。防犯性能を高めているポイントのひとつです。
(画像引用:YKK apホームページ https://www.ykkap.co.jp/)
片上げ下げ窓にも2ロックを標準装備。
(画像引用:YKK apホームページ https://www.ykkap.co.jp/)
施錠したことがはっきりわかる、視認性のいいサブロックを装備し、防犯性を高めています。
(画像引用:YKK apホームページ https://www.ykkap.co.jp/)
こちらはたてすべり出し窓。スライド式のサブロックは外部から見えず、防犯性に配慮しています。
洗面台とキッチンはファーストプラス製
洗面台とキッチンは、ファーストプラス製。
具体的な商品名や機能性については情報がなく、残念ながらそれ以上の解説ができないので、気になる方は一建設に直接問い合わせてください。
ここまで書いてきましたが、選択肢の多いお風呂はえらぶのが楽しそうですね。
この記事を読んだことで、一建設の標準仕様・標準装備に関する疑問が解消されることを願っています。
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