「大和ハウスで家を建てようと思ってるんだけど、外観がちょっとダサい?」
「そこまでかっこ悪いようには感じないんだけど、世の中的には大和ハウスの家ってどう思われてるの?」
大手ハウスメーカー、大和ハウス。いざ家を建てるとなると、周りのひとからの評価は気になりますよね。
この記事では、一般的に大和ハウスの家の外観はダサいといわれているのか、いわれているとしたら理由は何なのかを解説します。
読めば、これらの疑問の答えに加えて、ダサくしないためにどうしたらいいかがわかるようになりますので、ぜひ最後まで読んでください。
大和ハウスの外観はダサい派とかっこいい派が半々
まず、大和ハウスの家の外観は本当にダサいと思われているのかどうかについてです。
X(旧ツイッター)を見ると、以下のような投稿があります。
前々から近所で一番ダサいなこの家(失礼)と思ってた家がどうも大和ハウス産のようで思わず吹き出しちゃったw
— まど (@noiseless5) September 11, 2014
大和ハウスの外観をダサいといっている投稿は実はかなり少なく、この1つしか出てきませんでした。
逆に「大和ハウスかっこいい」という意見はないのか探してみたところ、以下のような投稿が出てきました。
ダイワハウスの外壁かっこいいな
— Ryota(5) (@ryota2011) March 17, 2019
こちらも数としては非常に少なく、ダサいという意見が1つなのに対して、かっこいいという意見もこの1つしかありませんでした。
単純に数だけ見れば、一般的には大和ハウスの外観はダサいという意見とかっこいいという意見が半々であることがわかります。
大和ハウスの外観がダサいといわれる3つの理由
では、なぜ大和ハウスの家の外観はダサいといわれてしまうのでしょうか? 3つの理由を挙げて解説していきます。
予算のほとんどを家の内部につかってしまうから
(画像引用:大和ハウスホームページ https://www.daiwahouse.co.jp/)
1つめの理由は、予算のほとんどを外観にまわさず、家の内部につかってしまうからです。
家づくりをするにあたって、多くの施主は間取りや内装にこだわったり、キッチンやお風呂といった水回り設備にこだわります。
理想の生活を実現するためにこれらにこだわるのは当然のことですし、決して悪いことではありません。
しかし、家の内部に要望を詰め込むと、外観にまでこだわるような予算はのこっていないもの。
外観を真っ先に決めて予算を多めにつかう、という方法で建てればかっこいい家が建ちますが、内部よりも外観を優先する施主は少数派なので、結果的にダサい家が多くできあがってしまうのです。
これから大和ハウスで家を建てることを検討しているのであれば、間取りや内装と同時進行で外観も決めていきましょう。
図面と実物のギャップが大きいことを理解せずに注文してしまうから
(画像引用:大和ハウスホームページ https://www.daiwahouse.co.jp/)
2つめの理由は、図面と実物のギャップが大きいことを理解せずに注文してしまうから。
たとえば外壁の色を決める際に、大和ハウスから小さなサンプルを見せられ、それが外壁として家全体を覆ったらどうなるかを想像して決めることになります。
ところが、小さなサンプルと実物の外壁では、色の見えかたがぜんぜん違ってくるのです。
家が建ってから「イメージしていたのと違う」と思っても手遅れで、取り壊してイチから決めなおすわけにはいきません。
ダサい外観になるのを避けるためには、サンプルだけ見て想像するのではなく、すでに建っている大和ハウスの家の外観を見せてもらって、参考にしましょう。
大和ハウスにいわれるがままに外観を決めるから
(画像引用:大和ハウスホームページ https://www.daiwahouse.co.jp/)
3つめの理由は、大和ハウスにいわれるがままに外観を決めるからです。
大和ハウスで家づくりをする際は、大和ハウスから外観デザインを提案されます。
外観の好みは施主によってさまざまなので、大和ハウスは万人受けしそうな無難なデザインを提案してくるでしょう。
さらに先ほど解説したように予算がのこっていなければ、こだわる余裕もなく、なおさら無難な外観にするしかありません。
ここで理想の外観のイメージをつたえてしっかりプランを練れば、ダサい家が建つことは避けられますが、具体的なこだわりをつたえられなければ、無難な家がそのまま建ちます。
その結果、建売とおなじような、個性のない外観の家になり、理想の家とかけはなれたダサい家が完成してしまうのです。
ダサくならないように対策すれば不安になる必要はない
では、大和ハウスの家は建てないほうがいいのでしょうか? 結論からいって、そんなことはありません。
大和ハウスの外観はダサいという意見とかっこいいという意見が半々であり、そもそも100人が見て100人とも「かっこいい」と感じる家は存在しないでしょう。
どうしても周りの評価が気になるようであれば、設計時に理想の外観のイメージをしっかりとつたえて、間取りや内装で予算をつかい切らないように気をつければいいだけです。
大和ハウスでは「入居宅見学会」というイベントを一部地域で開催しており、実際に建てたひとの家を見学させてもらえるので、可能な距離であれば外観を決める前に一度は参加することをおすすめします。
ここまで書いてきましたが、ハウスメーカーとして知名度が高い以上、批判する声が出てくるのは避けられないことです。
あまり不安にならず、この記事で読んだ「ダサい家が建つ理由」を頭に入れて、対策をきっちりしながら家づくりをしてくださいね。
なお、大和ハウスで実際に建てた方たちの声を以下の記事で解説していますので、「大和ハウスの家の住み心地」について知りたい方はぜひこちらも参考にしてください。
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