「大和ハウスで家を建てようか迷ってるんだけど、対応が悪いってほんと?」
「大和ハウスの対応について、実際に建てたひとの意見が聞きたい!」
大手ハウスメーカー、大和ハウス。家自体はよさそうでも、対応が悪いと聞くと契約するのが不安になりますよね。
この記事では、大和ハウスの対応は悪いのか・悪いとしたら具体的にどう悪いのか・結論として大和ハウスの家は建てないほうがいいのかどうかを解説します。
読めば、大和ハウスの対応の善し悪しを知ったうえで、建てるか建てないか判断できるようになりますので、ぜひ最後まで読んでください。
(※記事内の画像はイメージです)
大和ハウスの対応が悪いという意見は少数派
まず、大和ハウスの対応は本当に悪いのかどうかについてです。
実際に大和ハウスで家を建てたひと18人の声を聞いてみたところ、対応が悪いと感じているのはそのうち8人でした。
のこりの10人は大和ハウスの対応に満足しており、「いつも気持ちよく対応してくれる」「一生懸命で好感が持てる」「他のひとにも紹介したい」という声が挙がっています。
割合としては満足しているひとが55.55%、不満を持っているひとが44.44%なので、対応が悪いという意見は少数派です。
大和ハウスの対応が悪いといわれる8つの理由
では、大和ハウスで家を建てたひとのうち44.44%は、なぜ対応が悪いと感じているのでしょうか? 具体的な理由を解説していきます。
書類ミスによって発生した費用を補償してくれなかった
Aさんは、大和ハウス側の書類ミスによって、引渡しの時期が半年おそくなってしまいました。
引渡しがおそくなったぶん、現在住んでいるアパートの家賃が半年分多く発生し、さらに更新料まで発生したのです。
「発生した費用は大和ハウスが負担してくれるんですよね?」
と、Aさんが営業マンに問い詰めたところ、
「いったん持ち帰って答えを出します」
といったまま3ヶ月以上経っても連絡なし。
あらためて本社にクレームを出したAさんでしたが、大和ハウスからの返答は、
「大和ハウスにすべての責任があるとはいえないので、家賃・更新料を代わりにお支払いすることはできません」
という残念なものでした。
「今後の付き合いもあるからあんまりそういうことはしたくないけど、訴訟するしかないかもしれない」
と、Aさんは大和ハウスの対応に納得いかない様子です。
契約してから営業マンの態度が豹変した
Bさんは、営業マンにいわれた、
「大和ハウスでできないことはありません。大和ハウスでできないことは他のハウスメーカーでも実現不可能です」
という言葉を信じて大和ハウスと契約しました。
ところが、最終承認図にハンコを押したあと、階段下収納についているはずの扉がついていないことを発見。
営業マンに問い合わせると、
「つかないのがふつうですよ。つけようと思えばつけられますが、特注になるので高くつきます」
と、あからさまにめんどくさそうに対応されました。
なんか最終承認図にハンコ押してから態度が変わったな…とBさんが不信感を抱いていると、自宅のポストに大和ハウスからの郵便物が。
中身は「土地承諾書」という重要書類でした。
見ればなんとなく住所と名前を書いてハンコを押すものだということはわかりますが、事前にそんなものを送ってくるという連絡はなく、郵便物のなかに説明書きも入っていないのです。
「ひとことぐらい説明があってもいいはずなのに…明らかに態度が変わった…。もう解約して違うハウスメーカーで建てたい」
と、Bさんは大和ハウスの対応の悪さにストレスを抱えています。
定期点検で家のなかをちっとも見てくれない
(画像引用:大和ハウスホームページ https://www.daiwahouse.co.jp/)
大和ハウスの家に入居し、1ヶ月点検の時期を迎えたCさん。
Cさんの家には、フローリングのキズや、スイッチの位置といった、直してほしい部分がいくつかあり、点検前に担当者につたえておきました。
いざ1ヶ月点検が始まってみると、家にやってきた現場監督は事前につたえておいた部分を直しただけで、家のなかをいっさい見て回ろうとしないのです。
2階には上がることすらせず、書類にサインを求めて点検終了。
「アフターサービスがウリって聞いてたのに、ずいぶん手抜きな点検だなぁ…」
と、Cさんは不安を覚えて、大和ハウスのコールセンターに問い合わせました。
すると、
「家のなかを見られるのを嫌がるお客様もいるので、2009年4月から方針を変えて、お客様から指摘された部分のみを見るようになったんです」
との回答。
たしかにその意見も正しいですが、Cさんとしては家のなか全部を点検して不具合を見つけてほしいと思っていたため、対応が悪いと感じました。
営業マンが約束を守れない
大和ハウスと契約し、現在建築中のDさんは、営業マンのルーズさにイライラしています。
たとえば「いついつに連絡します」「いついつに資料を持ってきます」と自分からいっておきながら、約束の時間を守れない。
しかも持ってきたものに間違いが多く、見積もりの内容すら間違っているありさまです。
極めつけは、着工前日に外注の作業員を確保できていないことに気づき、Dさんに何の連絡もせずに着工日をずらしてしまいました。
「大和ハウスの家の構造はすごくいいと思うし気に入っています。でも、働いている人間がこの対応ではまったく信用できないですね」
と、Dさんは呆れ果てています。
建築基準法違反を指摘したら「うちの家はそんなもんです」と開き直られた
20年前に実家を大和ハウスで建てた、Eさん。
古くなってきたのでキッチンのリフォームをすることになり、リフォーム会社に見積もりを依頼したところ、
「家がひし形にゆがんでます。キッチンもゆがんでいて、システムキッチンが入れられません」
といってリフォームを断られました。
びっくりしたEさんは調査会社にあらためて調査してもらうと、
「土台が建築基準法以上の角度でゆがんでます」
とのこと。
大和ハウスにクレームを出したところ、
「うちの家はそんなもんです。10年以上経過して責任も問えないので、文句をいっても無駄ですよ」
という開き直った答えが返ってきたのです。
「一生ものの家を大和ハウスにたのんだのが間違いだった。これから建てる方はハウスメーカーはよくえらんだほうがいいですよ…」
と、Eさんは注意喚起しています。
不具合を指摘しても「仕方ない」の一点張りで直してくれない
Fさんは入居してまもなく、網戸が勝手に開いてしまうという不具合を発見。
1ヶ月点検で指摘すると、
「風通りがいいぶん風を受けて開いてくるんですよ。仕方のないことです」
と流されました。
「いや、風で開く網戸っておかしいですよね? しかも風が弱いときでも全開になりますよ?」
と問い詰めても、
「突発的な風で開いたんですよ」
と、仕方ないの一点張りで、直してもらえません。
さらにもう一ヶ所、お風呂場に点々とついた錆びを取ってもらうように指摘しましたが、
「錆び取りで取っておきました」
といって帰って行ったものの、ぜんぜん取れていない。
「大和ハウスには何をいっても無駄なのかな…」
と、Fさんは肩を落としています。
致命的な設計ミスを自分が気づくまで教えてくれなかった
Gさんは引渡し直前に、新居のお風呂場が外からまる見えであることに気づきました。
急いで営業マンに連絡して指摘すると、
「窓にブラインドをつけましょう」
と提案され、2~3週間経過してからブラインドの色のサンプルを持って登場。
「なぜ設計段階でアドバイスしてくれなかったんですか?」
とGさんが怒ったところ、
「説明不足だったかもしれませんが、私の責任ではありません」
という開き直った態度。
Gさん的にはブラインドの追加費用は大した金額ではないし、ミスがあってもきちんとした対応をしてくれれば怒ることはなかったのです。
にもかかわらず、決して非を認めずあやまろうとしない営業マンの態度に、Gさんはイライラを募らせています。
外壁の修理をたのんだら「しなくていい」と断られた
(画像引用:大和ハウスホームページ https://www.daiwahouse.co.jp/)
Hさんは、築10年ほど経過したところで、外壁に破損しているところがあるのを発見しました。
大和ハウスに修理の依頼をすると、
「外壁全体の塗装と、屋根のリフォームをするのがおすすめですよ」
と勧められ、
「いや、破損してるところの修理だけでいいんですけど…」
と断ると、
「修理だけならしないほうがマシです」
とだけいわれ、なぜか断られてしまったのです。
その後大和ハウスから連絡が来ることはなく、外壁が破損したまま住み続けているHさん。
顧客を馬鹿にしたような対応に涙を流し、「大和ハウスで建てなければよかった」とひどく後悔しています。
悪い例だけを見て大和ハウスを候補からはずすのは早計
では、大和ハウスの家は建てないほうがいいのでしょうか? 結論からいうと、そうとはいいきれません。
先ほど解説したように、「大和ハウスの対応が悪い」という意見は少数派であり、5割強の施主は満足しているのです。
どこのハウスメーカーにも当たりの営業マンとハズレの営業マンはいます。
まずは住宅展示場で一度直接話をしてみて、担当になった営業マンが当たりかハズレかを自分で見極めるしかないでしょう。
「この営業マンは対応が悪そうだな」と感じたら、担当者を変えてもらうことも可能なので、悪い例だけを見て大和ハウスを候補からはずすのは早計です。
ここまで書いてきましたが、8つの理由のなかには1ヶ月点検の例のように、あらかじめ知っておけばトラブルを避けられるものもあります。
この記事を読んで大和ハウスのことをよく知ったうえで、建てるかどうか判断してくださいね。
なお、大和ハウスで実際に建てた方たちの声を以下の記事で解説していますので、「大和ハウスの家の住み心地」について知りたい方はぜひこちらも参考にしてください。
理想の注文住宅完成に一歩近づく方法
これから注文住宅を建てようと思っている方、何から始めたらいいかわからなくて困っていませんか?
そんなときは、注文住宅資料請求【LIFULL HOME’S】を利用するのがおすすめですよ。
家を建てる予定の地域やこだわりに応じて、ハウスメーカー・工務店からカタログを無料で取り寄せられるサービスです。
各メーカーの家の仕様や特長を知ることで、住みたいイメージに合致するのがどこのメーカーなのか、ひと目で判断できるでしょう。
- ハウスメーカーの公式ホームページを見ても違いがよくわからない
- 時間と手間をかけずにメーカーを比較したい
- 住宅展示場で1社1社話を聞いてまわるのがめんどくさい
こんな悩みを抱えているならぜひ利用してください。理想の注文住宅完成に一歩近づけます。