「三井ホームで注文住宅を建てようと思ってるんだけど、欠点ってないの?」
「公式サイト見るとメリットはたくさん書いてあるよね。でも契約するならデメリットも教えてくれないと不安だな…」
大手ハウスメーカー、三井ホーム。ホームページやカタログにはいいことしか書かれてなくて、欠点がないのかどうか疑わしいですよね。
この記事では、三井ホームのホームページやカタログには載っていない、欠点・デメリットをすべて解説します。
読めば欠点・デメリットを知ったうえで建てるかどうか判断できるようになりますので、ぜひ最後まで読んでください。
(※記事内の画像はイメージです)
三井ホームの欠点・デメリット
それではさっそく解説していきます。
家の施工品質が下請け会社の質に左右される
(画像引用:三井ホームホームページ https://www.mitsuihome.co.jp/)
三井ホームのデメリットでまず挙げられるのは、家の施工品質にばらつきがあること。
実際に三井ホームで建てたひとの声を聞くと、以下のような報告が見られました。
- 外壁の色がたのんだのと違う
- 図面にあるはずのガス用コンセントがない
- フットライト(足元灯)の数が注文した数より少ない
- 照明スイッチの位置がすべて間違っている
- 引渡しの時点で床がゴミだらけ
- 壁紙の貼りかたが雑
このように問題点だらけの家ができあがってしまう原因のひとつとしては、三井ホームが直接建てるのではなく、下請け会社に丸投げするからです。
施主は三井ホームの営業マンやプランを気に入って契約を決めますが、下請け会社の質までは契約前に確認できません。
「三井ホームで建てれば安心だろう」
と思っていると、理想と現実のギャップにおどろくことになる可能性があるのです。
ちなみに床のゴミについては、
「うちはきちんとクリーニングされてワックスまでかけてくれていた」
という声もあり、三井ホームのすべての家が散らかった状態で引き渡されるわけではありません。
被災時の対応がおそい
三井ホームの欠点・デメリットのひとつとして、「被災時の対応がおそい」という声があります。
東日本大震災のときに津波の被害に遭ったある家は、床下に泥水が溜まってしまい、すぐに三井ホームに処理をたのんだのですが、1ヶ月経っても音沙汰はありませんでした。
近所に建っている積水ハウスの家には処理用の車がすぐに来ており、
「おなじ大手ハウスメーカーでもこんなに対応が違うものなのか…」
と、三井ホームにがっかりした施主。
他の三井ホームの家にはどういう対応をしているのか問い合わせたところ、
「仮設住宅をつくるのにいそがしくて、修理関係は未だほったらかしになっている」
という答えが返ってきたのです。
仮設住宅をつくっているのは積水ハウスもおなじこと。
大地震の被害に遭ったことで、三井ホームの対応のおそさが明るみに出た形です。
通常のアフターサービスの対応もおそい
被災時にかぎらず、通常のアフターサービスもおそいという声が挙がっています。
三井ホームで実際に建てたひとの声を聞くと、以下のような報告がありました。
- 入居から1年以上過ぎても1年点検の知らせが来ない
- 入居から5ヶ月後に3ヶ月点検をした
- お風呂の給湯機が故障しているのに何度業者を呼んでも「異常なし」といわれ、まともに使えるようになるまでに半年かかった
- 1年点検で直りきらなかった不具合を指摘したところ、「直します」といったきり4ヶ月経っても連絡が来ない
最終的にはきちんと直してもらえているひとがほとんどなので、悪意があって放置しているわけではないことがわかります。
とはいえ、点検の時期はもともと三井ホーム側が決めているものであり、施主のほうから連絡しないと実施されないというのは、やはり欠点・デメリットとして挙げられるでしょう。
とくにお風呂の給湯機が故障しているのは、生活に直接害をあたえる不具合であり、半年も「異常なし」といいつづけたことを考えると、アフターサービスの質自体にも疑問を感じますね。
決算の時期にあわせて契約を急かしてくる
三井ホームの営業マンのなかには、決算の時期にあわせて契約を急かしてくる営業マンがいます。
実際にあった例を挙げると、三井ホームで打ち合わせを始めて1ヶ月の施主がいました。
プランの細かい部分はまだなにも決まっておらず、大まかな見積もりを出してもらったばかりの状況です。
そんな状況で営業マンから、
「三井ホームは今月9月が決算なので、今月中に契約を決めてください」
と、いわれました。施主としては、
- 現時点で予算をオーバーしている
- 他のハウスメーカーも見てからゆっくり決めたい
- 事情があって来年の6月以降にならないと着工できない
以上の理由から、今すぐに契約する意思はありません。
しかし、三井ホーム自体は気に入っており、いずれは契約するかもしれないので、きっぱり断ることもできず困っている様子。
「決算ならではのキャンペーンで出しているお値段ですので、今月中に契約しなければこの金額は出せなくなりますよ」
と、急かしてくる営業マン。
「そうなのか…あとで三井ホームで建てたいと思ったときに金額が上がってたら嫌だし、もう契約してしまおうか…」
このように考えてしまったら危険です。
施主からすると、三井ホームの決算なんてまったく関係のない話であり、急いで契約しても打ち合わせ不足による設計ミスをまねくばかりで、デメリットしかありません。
キャンペーンについても、決算期以外でもさまざまなキャンペーンをやっているので、「決算期に契約しないと金額が上がる」というのはただの営業トークです。
決算を理由に急かされたら、きっぱり断りましょう。
ちなみに三井ホームの決算は3月・6月・9月・12月と年に4回あるので、どの時期に契約しようとしても急かされる可能性があります。
ここまで書いてきましたが、ホームページやカタログを見ただけではぜったいに気づけない部分ばかりで、ハウスメーカーえらびの参考になったなら幸いです。
欠点・デメリットをあらかじめ知ったうえで、契約するかどうか検討してみてくださいね。
なお、三井ホームで実際に建てた方たちの声を以下の記事で解説していますので、「三井ホームの家の住み心地」について知りたい方はぜひこちらも参考にしてください。
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