「注文住宅を建てようと思ってるんだけど、スウェーデンハウスで建てるのってどう?」
「実際にスウェーデンハウスで建てたひとはどう思ってるの? 住み心地が知りたい!」
家の住み心地を知るには、実際に建てて住んでいるひとの声を聞くのがいちばんですよね。
この記事では、スウェーデンハウスで家を建てたひとが住んでみてわかった、住み心地に関する声を紹介します。
読めば、メーカーサイトを見ただけではわからない、スウェーデンハウスの家の評判・実態がわかるようになりますので、ぜひ最後まで読んでください。
(※記事内の画像はイメージです)
スウェーデンハウスの家に住んでみてわかった14つの住み心地
それではさっそく紹介していきます。
夏の湿気がすごい
スウェーデンハウスで家を建てて2年目のAさん。
夏は窓を閉めきって、24時間冷房をつけているのですが、湿度が75%もあり、蒸し暑いといいます。
あまりにも湿度が下がらないので営業マンに問い合わせたところ、
「他のお宅もそんなものですよ」
といわれ、なにも解決しませんでした。
他のハウスメーカーで建てた友達の家に遊びに行くと、どこの家もみんな湿度は50%程度をキープしており、やはりAさんの家だけがやたらジメジメしているのです。
結局、原因はわからないままで、Aさんは首をかしげながら夏を過ごしています。
24時間換気の給気口が虫だらけ
スウェーデンハウスで家を建てたBさん。
屋外に設置した24時間換気の給気口を掃除する際に、虫の死骸がたくさん入り込んでいるのを発見しました。
最初はゾクッとしたものの、掃除する30分前までに換気を切っておけば、生きた虫を見かけることはほぼないので、徐々に慣れたとのこと。
「夏場は念のために殺虫剤をかまえて掃除に臨みますが、基本的には掃除機で死骸を吸い込んでフィルター交換するだけなんで、一瞬ですよ」
と余裕の様子です。
入居して早々にすきま風が発生
スウェーデンハウスで家を建てて最初の冬を迎えたCさん。
どこからかすきま風が入ってくることに悩まされ、営業マンと現場監督に相談して、玄関ドアの建てつけの補修とバルコニードア2ヶ所のパッキンを交換してもらいました。
しかし、それでもすきま風が止むことはありませんでした。
リビングにもドアがないオープンなつくりのCさんの家は、2階の軒のすきまから冷たい風が階段をつたって降りてきて、薪ストーブの正面だけしか暖かくない状態です。
ふたたびスウェーデンハウスに相談した結果、全面的に非を認め、1週間におよぶ大がかりな補修作業を行うことに。
「築4ヶ月で玄関まわりの巾木をすべて外すとか、壁に穴を開けて気密フィルムの補修だなんて、高いお金をかけて新築した意味がない…」
と、Cさんは残念な気持ちになっています。
木製バルコニーにしたらコケとキノコが生えてしまった
(画像引用:スウェーデンハウスホームページ https://www.swedenhouse.co.jp/)
スウェーデンハウスで家を建てたDさん。
見た目のかわいさを気に入って木製バルコニーをつけたところ、内側にコケが生え、木の割れ目にキノコが生えてしまいました。
「うちのバルコニーはフェンスの形状を飾り板のようにしていたので、板の内側の下の部分が日当たり悪かったんでしょう」
と、Dさんは分析。現在はアルミ製のバルコニーにつけかえて、快適に生活しています。
新築1年未満で雨漏り発生
スウェーデンハウスで家を建てて1年未満のEさん。
暴風雨の日に朝起きてみると、キッチンの上が水浸しになっていることに気づきました。
水の出どころは、IHヒーターの上部についている換気扇でした。
横なぐりの風にあおられた雨水が、下向きになっている換気口から入ってきたのです。
メンテナンスの担当者に連絡し、「風が通るための口が上部にも開いている換気口」と交換してもらうことに。
風の通り道が上部にもあることで、下から巻き上げられた水の逃げ道ができるため、雨漏りがしにくいとのこと。
「これから暴風雨の日が来るたびに雨漏りの心配をしなきゃいけないのか…と不安になったけど、ちゃんと対応してくれてよかった」
と、Eさんは胸をなでおろしています。
きちんと対策すればゴキブリは出ない
スウェーデンハウスで家を建てて5年が経過した、FさんとGさん。
Fさんは入居したときから、生協で買ったホウ酸団子を、食器棚の下をはじめとしたいろんなところに設置してきました。
しばらく放置して忘れたころに取り替える、というスタンスで、Fさんの家では5年間一度もゴキブリが出たことはありません。
対して、Gさんはゴキブリ対策は何もしないまま5年間を過ごしました。
その結果、年に2~3匹のゴキブリが家のなかに出るとのこと。
「家の気密性が高いと害虫の侵入を防ぐ効果がある」といわれていますが、Fさんのようにきちんと対策していれば、その効果は現実になることがわかります。
バルコニーの奥行きを150cmにしたら使いにくかった
スウェーデンハウスで家を建てたHさん。
標準仕様だとバルコニーの奥行きは120cmになるのですが、事前の宿泊体験のときに確認したところ、物干しざおが邪魔をして、開き戸を全開にできないことに気づきました。
不便を感じたHさんは、間取りを決める際に奥行きを30cm伸ばして、150cmのバルコニーをつくったのです。
しかし、結局それでも物干しざおが干渉し、不便を感じる結果に。
「ドアを開き戸ではなくスライディングドアにすればよかったかもしれない」
と、建ててから気づいた様子です。
遮音性は賛否両論
スウェーデンハウスの家に住み始めて2ヶ月のIさん。
Iさんの家は遮音性が非常に高く、外の音が聞こえなさすぎて逆に困っているといいます。
「家の前の道を廃品回収トラックが通っても聞こえないので、古新聞や段ボールを回収してほしくても、出しに行かれないんですよ(苦笑)」
とのこと。
これだけ聞くとスウェーデンハウスの家は遮音性が高いことが想像できますが、真逆の意見もあるのです。
先日入居したばかりのJさんは、車の音はもちろん、外を歩くひとの話し声まで丸聞こえだといいます。
「選挙カーもうるさいし、雨の音もするんです。家のなかと車のなかの音の差がほとんどありません」
と語るJさん。
このように遮音性には賛否両論が多々あり、「スウェーデンハウスの家=静かな家」というイメージを持って建てると、ギャップにがっかりする可能性があります。
パインの無垢床が気持ちいい
スウェーデンハウスの家に住み始めて1ヶ月のKさん。
2階にリビングを設置し、2階の床をパインの無垢フローリングにしました。
その結果、足触りがふつうのフローリングとぜんぜん違って、2月に裸足で歩いてもひんやりした感じがなく、逆に温かみがあるといいます。
天気がいい日は陽の光がパインのフローリングとピーリングに反射しあって、やわらかい光でリビング全体が包まれるような感覚に。
大満足のKさんですが、
「欠点としては、木がやわらかいので傷がつきやすく、子どもがおもちゃを落とすとかんたんに凹んでしまうんですよね…」
と、残念な面もある様子。「傷も思い出のひとつ」と割り切るには、まだまだ時間が掛かりそうです。
年数が経つごとに家のなかが暖かくなっていく
スウェーデンハウスの家に住み始めて3年のLさん。
「きっとすごい暖かい家なんだろうな」
と期待して12月の末に入居したLさんは、まったく暖かくないことに驚きました。
暖房のかけかたが悪いのか、暖まりにくい間取りにしてしまったのか…。
営業マンからは、
「一度暖まればずっと暖かいですよ」
と聞いていたので、その言葉を信じて年数が経つのを待つことに。
その結果、1年目より2年目、2年目より3年目のほうが確実に暖かくなっており、年々暖房の設定温度が下がっていきます。
記録をつけている電気代も下がり続けていて、営業マンの言葉がほんとうだったことを体感上も数値上も確認できました。
バルコニーの手すりが太くてふとんが干しにくい
スウェーデンハウスの家に住み始めて1ヶ月半のMさん。
Mさんは2階のバルコニーの手すりにふとんを干すのですが、木製の手すりは幅が広く、通常サイズのふとんばさみでは挟めないことに気づきました。
干すには、ホームセンターで売っている大きめサイズのふとんばさみを買ってくる必要があり、それを使うことで解決します。
入居から数ヶ月で木にヒビが入った
スウェーデンハウスで家を建てたNさん。
住み始めてまもなく家のなかで「ピシ! パキ!」と異音がし、梁の部分に貼ってあった飾りの木にヒビが入りました。
その後数ヶ月のあいだに梁の部分の壁紙に数ヶ所すきまができてしまい、営業マンに相談したところ、
「家は落ち着くまで動くものです。すぐに直してもまたおなじ状態になるので、もっと後になってから直したほうがいいですよ」
との返答。Nさんは納得し、それから2年後にすべて直してもらうことで解決したのです。
花粉症の症状が家のなかでは起こらない
スウェーデンハウスで家を建てたOさん。
Oさんの家族は4人中3人が花粉症です。
スウェーデンハウスの家は1年中まどを閉めっぱなしで生活できるようにつくられているので、家のなかに花粉が入ってきにくく、3人とも快適に暮らせているといいます。
「ただ、あくまで花粉が入ってきにくいというだけで、花粉症そのものが治るわけではありません。
花粉症の季節は外に洗濯物を干さないとか、花粉が入ってこないように自分で工夫することが必要です」
と、Oさんは注意喚起しています。
玄関ドアの閉まる音が異様に大きい
スウェーデンハウスの家に住み始めて1年あまりが経過したPさん。
ほぼ快適に暮らせているとのことですが、ひとつだけどうしても慣れないことがあります。
それは、玄関ドアの閉まる音です。
ドアが開閉するたびに「バァーン!!」と家じゅうに響きわたる衝撃音。
夜中に家族が帰ってくると、びっくりして飛び起きてしまうレベルです。
1年点検で直してもらったところ、今度はちゃんと閉まらなくなり、半ドア状態で「バスッ」という音が鳴るようになりました。
結局、解決法は見つからず、Pさんはガマンして住み続けています。
ここまで書いてきましたが、木製バルコニーのキノコなんかはまさに住んでみてわかることですね。
この記事を読んだことで、スウェーデンハウスの家での生活を思い描く手助けになれれば幸いです。
なお、住み心地を聞いてますます家を建てたくなった方のために、スウェーデンハウスでつかえる値引き交渉のやりかたを以下の記事で解説しています。少しでもお得に建てるために役立てていただければ幸いです。
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