トヨタホームってどうなの?口コミを調べた上で取材してきた!

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「家を建てようと思ってるんだけど、トヨタホームで建てるのってどうなの?」

「トヨタホームの口コミと特徴について、くわしく知りたい!」

家を建てるにあたって、大手ハウスメーカーであるトヨタホームは候補に挙がりますよね。

この記事では、トヨタホームの口コミ・住宅展示場で実際に話したホームアドバイザーの印象・住宅の特徴・坪単価・アフターサービスを解説します。

トヨタホームについて万全の知識を持ったうえで、建てるか建てないか判断できるようになりますので、ぜひ最後まで読んでください。

トヨタホームの口コミ

パソコンを見る女性

まず、トヨタホームの口コミはどうなっているのでしょうか。X(旧ツイッター)を見ると、以下のような投稿があります。

トヨタホームで家を建てて住んでいるひとの投稿です。

16年の生活のなかで3ヶ所も雨漏りしてしまったとのことで、住宅の質を疑うような状況になっています。

こちらはトヨタホームの住宅展示場に行ったひとの投稿。

せっかく行ったにも関わらず、あまりにも冷たい対応をされて嫌な気持ちになったことが書かれています。

後述しますが、私もほぼおなじような対応をされました。

なお、トヨタホームで実際に建てた方たちの声を以下の記事で解説していますので、「トヨタホームの家の住み心地」についてもっと知りたい方はぜひこちらも参考にしてください。

トヨタホームのホームアドバイザーと実際に話した印象

私は住宅展示場に行き、トヨタホームの営業マンと話をしようとしたところ、「営業マンが定休日」だとのことで、「ホームアドバイザー」と書かれた名札をつけた推定40代の女性が対応してくれました。

ふつうはまず名刺を渡して名乗ってからくわしい話を始めるものですが、その女性は名刺をくれることも名乗ることもせず、アンケートの内容だけをさらっと見たあとですぐにモデルハウス内を案内し始めました。

構造に関する模型を見るときは、軽く触れる程度に説明してあっさりスルー。

間取りについても必要最低限の説明しかせず、トヨタホームで家を建てて生活するイメージが少しも湧きませんでした。

早々に薄いカタログを2冊手渡されて、わずか15分で見学終了。

今まで見てきたハウスメーカーは最短でも1時間半は見学にかかったので、ここまであからさまにやる気のない対応をされたのは初めてでした。

営業マンが休みなら、なぜモデルハウス自体休みにしないのか疑問です。

トヨタホームの特徴

つづいて、トヨタホームの住宅について解説します。トヨタホームの商品を下の一覧表にまとめましたので見てください。

商品名 構造 階層
シンセ・フィーラス 鉄骨ラーメン構造 2階建て
シンセ・カーダ
シンセ・はぐみ
シンセ・スマートステージ
シンセ・アイラシク
LQ
シンセ・スマイリズム
シンセ・フィーラス ニコリズム 2階建て(二世帯住宅)
シンセ・ピアーナ 理想の平屋 平屋
シンセ・ヴィトロワ 3階建て
エスパシオ LS 理想の邸宅 鉄骨軸組み工法 3階建て
エスパシオ 都市のひだまり
エスパシオ EF3
エスパシオ LX 2・3階建て
エスパシオ ガレージスタイル+
エスパシオ Mezzo
エスパシオEF アーバンウィンド 2階建て
エスパシオEF

トヨタホームの住宅はすべて鉄骨住宅で、「鉄骨ラーメン構造」と「鉄骨軸組み工法」から選択可能です。

階層は、平屋から3階建てまで取り扱っており、二世帯住宅にも対応しています。

それでは建物の特徴について見ていきましょう。

鉄骨ラーメン構造

鉄骨ラーメン構造
(画像引用:トヨタホームホームページ https://www.toyotahome.co.jp/)

鉄骨ラーメン構造は、高層ビルにも採用されている構造です。

トヨタホームでは、単体でも強い鉄の柱と梁を、さらに強固に接合した強靭な構造体「パワースケルトン」を採用。

125mm角の柱
(画像引用:トヨタホームホームページ https://www.toyotahome.co.jp/)

特徴は、125mm角の太い強靭な柱によって支えられていることです。

もっとも多く使われている3.2ミリ厚の鉄骨の場合、1本の柱で178.4kN(一般的な100ミリ角の鉄骨の約2倍、125ミリ角の木材の約4.3倍)の重量を支えられます。

変形防止プレート
(画像引用:トヨタホームホームページ https://www.toyotahome.co.jp/)

柱と梁の接合部には、変形を防止するための「変形防止プレート(ダイアフラム)」を内蔵。

これにより、プレートを内蔵しない場合にくらべて接合部の強度が35倍に高められています。

1.5倍の強度
(画像引用:トヨタホームホームページ https://www.toyotahome.co.jp/)

さらにユニットにボックスすることで、柱の強度が178.4kNから261.8kNへとアップ。約1.5倍の強さが生まれます。

制震装置T4システム

構造体「パワースケルトン」に制震装置「T4システム」を加えることにより、大地震が来たあともそのまま住み続けられる耐震性が得られます。

耐震実験
(画像引用:トヨタホームホームページ https://www.toyotahome.co.jp/)

トヨタホームが行った耐震実験では、震度6以上の揺れを17回、余震を想定した計90回の揺れを再現したところ、内装クロスに一部しわや切れ、石膏ボードの割れ程度の軽い損傷があったのみで、構造体の損傷は一切ありませんでした。

一般的な基準である耐震等級3は600ガル(※ガル=地震の揺れの大きさを表す加速度の単位)程度の地震が起きても倒壊しないことが基準になっていますが、実験では約1.83倍の1,099ガルまでクリアしています。

鉄骨軸組み工法「EST工法」

EST工法
(画像引用:トヨタホームホームページ https://www.toyotahome.co.jp/)

EST工法は、鉄骨軸組み工法の「高性能」と「自由度」を併せ持つ工法です。

EST工法と一般的な軽量鉄骨住宅の比較
(画像引用:トヨタホームホームページ https://www.toyotahome.co.jp/)

3階建て住宅を建てる場合、より高い強度が求められるため、2階建てとは工法を変えることがありますが、EST工法は構造体の強度が高いことで、2階建てとおなじ工法で3階建てが建てられます。

EST工法と従来のラーメン構造の比較
(画像引用:トヨタホームホームページ https://www.toyotahome.co.jp/)

EST工法は「梁勝システム」を採用しており、通し柱が不要。これにより、各階ごとの自由な間取りと大きな窓の設置が可能です。

ラチス柱
(画像引用:トヨタホームホームページ https://www.toyotahome.co.jp/)

地震や台風といった外力に耐えるための耐力壁には、ジグザグ状のラチス柱を採用。

中規模地震にはラチス材が外力を受け止め、大規模地震にはラチス材が変形することで外力を吸収し、建物の倒壊を防ぎます。

工事の85%を工場で終わらせる

工場生産の様子
(画像引用:トヨタホームホームページ https://www.toyotahome.co.jp/)

トヨタホームでは、工事の85%を工場で終わらせます。

理由は、建築現場で作業するとどうしても雨に濡れてしまい、部材が劣化してしまう原因になるからです。工場生産ならその心配はありません。

ロボットを使った作業によって、生産効率を高めているのも工場生産のメリットのひとつ。作業用ロボットは人間の3倍のスピードで溶接工事を進めていきます。

現場でのユニット据付の様子
(画像引用:トヨタホームホームページ https://www.toyotahome.co.jp/)

工場でできたユニットを現場に持っていき、現場でやることはユニット同士を積み上げるだけ。わずか6時間の作業で家の形がつくられ、屋根の防水工事まで完了します。

注意点として、大きなユニットをトラックで現場に運び込むので、トラックが通れないような道のせまい土地には建てられません。

そういう土地でトヨタホームの家を建てたい場合は、鉄骨ラーメン構造ではなくEST工法の家を建てることになります。

オリジナル全館空調システム「スマート・エアーズ」

スマート・エアーズ
(画像引用:トヨタホームホームページ https://www.toyotahome.co.jp/)

トヨタホームのオリジナル全館空調システム「スマート・エアーズ」。

各部屋だけではなくトイレや玄関・脱衣場・浴室にも空調を効かせることで、家じゅうどこにいても快適に過ごせます。

ふつうの全館空調と違うところは、1階と2階が独立していること。たとえば家族が1階に集まっていて2階に誰もいない時間は、2階の空調だけを弱めて電気代を抑えることが可能です。

また、「スマート・エアーズ」には、換気システム「ピュア24セントラル」を標準搭載。

花粉・黄砂・PM2.5といった有害物質を除去しながら、室内に新鮮な空気を送り込んでくれます。

年間冷暖房費の比較
(画像引用:トヨタホームホームページ https://www.toyotahome.co.jp/)

気になる電気代は、24時間定格運転(暖房時22℃・冷房時26℃)で年間67,000円、「スケジュール運転」を活用すれば年間64,000円。

「スケジュール運転」とは、生活パターンに合わせて強弱を自動調節するシステムです。たとえば、

  • 朝起きる時間に合わせて強くする
  • 出かける時間に合わせて弱くする
  • 帰宅時間に合わせて強くする
  • 寝る時間に合わせて弱くする

といったように設定することで、快適さは下げずに電気代だけを抑えられます。

一般的な全館空調が年間103,000円、ガス温水式床暖房+ルームエアコンが年間79,000円なので、トヨタホームの「スマート・エアーズ」の電気代は比較的安いといえます。

「カチオン電着塗装」を使った防錆対策

「カチオン電着塗装」による防錆対策
(画像引用:トヨタホームホームページ https://www.toyotahome.co.jp/)

鉄骨住宅の天敵は錆びです。トヨタホームでは、「カチオン電着塗装」によって、鉄骨の裏側や小さな部品にも防錆対策を徹底。

「カチオン電着塗装」とは、塗料の入った電着槽に鉄骨を丸ごと浸し、耐久性の高い樹脂塗料を電着させることで、鉄骨の表面をガードする防錆対策です。

とくに湿気の多い1階の床下には「高耐久メッキ鋼板」に「カチオン電着塗装」をほどこし、溶接部を防錆テープで保護しています。

また、先ほど解説したように、構造体の組み立てを工場内で終わらせるので、柱や梁に傷がつきにくく、錆びの発生を未然に防ぎます。

トヨタホームが行った調査では、築20年以上の住宅を確認しても、構造体の耐久性に影響を及ぼすような錆びは発生しておらず、塗装表面は建築当時の美観を保っていました。

スマートハウス

トヨタホームでは太陽光発電システムを設置することができ、つくった電気を蓄電池にためて利用したり、EV車・PHV車に充電することができます。

太陽光発電のメリットは、停電が起きたときでも、昼間は太陽光発電でつくった電気を使用し、夜は蓄電池にたくわえた電気を使ってふだん通りの生活が送れることです。

ふだんは蓄電池への充電は電力会社から買った電気で行うことができるので、夜間の安い時間帯に充電すれば、電力会社からの電気のみで生活するよりも電気代の節約になります。

逆に使いきれずにあまった場合は電力会社に買い取ってもらえるので、無駄になりません。

カーナビを操作する女性
(画像引用:トヨタホームホームページ https://www.toyotahome.co.jp/)

HeMS PROという機器を利用すれば、空調・玄関施錠・電動シャッター・電動窓といった家のさまざまな機器とクルマ・スマホの連携が可能です。

たとえば「おでかけ・帰宅者通知」という機能では、玄関の施錠・解錠に合わせて登録した家族の名前がメールでスマホに送られてきます。外出先でも子どもの帰宅が確認できて安心です。

カーナビ画面1
(画像引用:トヨタホームホームページ https://www.toyotahome.co.jp/)

トヨタの純正カーナビ「T-Connect」と連動させれば、エンジンをかけたときに戸締りやエアコンのON・OFF状態がカーナビ画面に表示され、締め忘れや消し忘れがあった場合はその場で操作できます。

カーナビ画面2
(画像引用:トヨタホームホームページ https://www.toyotahome.co.jp/)

カーナビで「自宅に帰る」を選択すれば、自動でお湯はりやエアコンの操作メニューが表示され、帰るころにちょうど風呂にお湯がたまっていてエアコンも効いている状態にしてくれます。

トヨタホームの坪単価

トヨタホームの坪単価の目安は、400,000円~1,000,000円程度です。

ただし、坪単価の計算方法には厳密な決まりがなく、計算方法によって金額が大きく変わってきます。

さらに材料費の高騰や建築会社の方針変更によって年々変動していくので、あくまで参考程度にとらえましょう。

なお坪単価の計算方法については以下の記事でさらに詳しく解説しているので、詳細まで知りたい方はこちらもあわせて参考にしてみてください。

具体的にいくらで建てられるか総額が知りたい方には、以下の記事がおすすめです。返済計画のお役に立ててください。

トヨタホームのアフターサービス

アフターサービス1
(画像引用:トヨタホームホームページ https://www.toyotahome.co.jp/)

トヨタホームで注文住宅を建てると、以下のような初期保証がつきます。

  • 基礎…30年
  • 構造体…30年
  • 外壁…20年
  • 床…20年
  • 屋根…20年
  • 雨水の侵入防止部分…15年
  • 虫害(シロアリ)…10年
  • 付帯設備…10年

シロアリと付帯設備以外は10年おきに最長60年まで延長でき、シロアリは最長30年まで延長可能です。

アフターサービス2
(画像引用:トヨタホームホームページ https://www.toyotahome.co.jp/)

延長は、保証が切れる年に有料点検を受けることでできます。延長した場合は5年後に無料点検が実施されます。

60年経過後も、5年ごとに生涯点検を受けることが可能です。

また、入居後は年中無休のトヨタホームオーナーズクラブというサービスが利用でき、点検の依頼や不具合があった場合に相談できるようになっています。

ここまで書いてきましたが、大手ハウスメーカーのなかでは比較的値段が安く、手を出しやすい部類に入るでしょう。

この記事を読んだことで、トヨタホームで注文住宅を建てるかどうかの判断材料のひとつになれることを願っています。

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