▶たった3分で理想のハウスメーカーに出会う方法

積水ハウスの営業マンは是か?非か?魔法の3つの質問で見抜いた実態

「家を建てたいんだけど、ハウスメーカーの選び方がわからないし、住宅展示場にいきなり飛び込むのも契約させられそうで怖い…」

「とりあえず有名どころの積水ハウスってどんな感じ? 営業マンの雰囲気を教えて!」

ハウスメーカー選びはワクワクする反面、ハズレの営業マンに当たったらと思うと不安ですよね。

この記事では、私が実際に積水ハウスのモデルハウスに行き、魔法の3つの質問をすることで、営業マンの善し悪しを30分で見抜いた結果を解説します。

読めば、積水ハウスおよび積水ハウスの営業マンがどんな態度で営業しているかわかりますので、ぜひ最後まで読んでください。

住宅展示場で3つの質問をしようと思った根拠

指を3本立てた女性

まず、私のいう魔法の3つの質問とは、以下の内容です。

  1. 耐震性はどうなっていますか?
  2. リビングに吹き抜けをつくりたいと思ってるんですが、どう思いますか?
  3. 貴社の工事現場にはどんな検査が入るんですか?

1つめの質問では、「建築基準法を上回っている」・「震度7の地震が来ても倒壊しない」といったような、当たり前のことを特別にやっているかのように語ってこないかどうかを見抜きます。

2つめの質問は、こちらが出した要望に対して、専門的な視点からきちんとデメリットを教えてくれるかどうかを見抜くための質問です。

ちなみに私自身は本当は吹き抜けをつくりたいとは思っていません。

3つめの質問には2つのねらいがあります。1つは、工事現場に第三者機関による検査が入るかどうかを確認すること。

もう1つは、建築基準法による検査や瑕疵(かし)担保責任保険法人による検査といったような、すべての住宅が受ける最低限の検査を「第三者による検査が入るから安心」とうたっていないかを確認することです。

第三者機関による検査というのは、これら最低限の検査にプラスアルファでやって初めて安心材料のひとつになります。

「3つの質問だけで善し悪しなんて見抜けるの?」

と思うかもしれませんが、実際、質問の答えにはハウスメーカーごとに大きな違いがあり、優秀な営業マンとダメな営業マンが短時間で見抜けました。

積水ハウスの営業マンに魔法の3つの質問をした結果

それでは、魔法の3つの質問を積水ハウスの営業マン(推定40代男性)にした際の答えを紹介していきましょう。

「耐震性はどうなっていますか?」という質問に対して

営業マン

営業マン「ローコスト住宅を選ぶひとと、大手ハウスメーカーを選ぶひとがいて、後者は耐震性にこだわります。

『うちは地震に強いですよ』と、どこのメーカーもいいますが、客観的に判断するために住宅性能表示があります。

積水ハウスの家は耐震等級3が最低水準であり、1ではお話になりません。2でも大地震が来たら傾いてしまうんです。

木は1本1本強度が違うため、構造計算がしにくいというデメリットがあり、木造住宅では構造計算は義務付けられていません。

しかし、積水ハウスのシャーウッドは構造計算ができるようにつくってあるので、鉄骨住宅とおなじように構造計算ができます。

また、高層ビルとおなじカーテンウォールをつかっているから、大地震が来てもヒビが入りません。

ふつうはカーテンウォールをつけるとコストが高くなりますが、積水ハウスでは標準装備です。

それから、太い柱は強度の証明にはなりません。強度が高い材料をつかっているなら、むしろ柱は細くなります。

『太い柱をつかっているからうちは丈夫です』とうたっているメーカーは、ハズレのメーカーですよ」

「吹き抜けをつくりたいと思ってるんですが、どう思いますか?」という質問に対して

吹き抜け

営業マン「吹き抜けは人気がありますし、実現可能です。天井を高くすると家がもろくなるため、技術的にはむずかしいんですが、積水ハウスの鉄骨やシャーウッドであればできます。

ただし、空調効率が悪くなるので、床暖房は必須ですね。窓の断熱もしないと熱が逃げてしまいます。

吹き抜けにするということは2階の床をくりぬいてつくることになるから、2階がせまくなることもデメリットのひとつです。

対策としては2階を張り出してつくるといいんですが、鉄骨ではできても木造ではできません。ちなみに張り出しても強度は落ちないので安心してください。

スペースを広くしたいのであれば、吹き抜けをつくるよりも床を1段低くするほうがおすすめですよ。大空間は積水ハウスのもっとも得意な分野です」

「貴社の工事現場にはどんな検査が入るんですか?」という質問に対して

建築現場

営業マン「まず、施工は積水ハウスが100%出資してる積和建設という会社が行います。現場監督は積水ハウスの社員です。

工程ごとに職長がいて、職長たちの上に立つのが現場監督。検査は積水ハウスの基準で、現場監督がします。

それに加えて、10数項目の住宅性能表示に基づいた検査を受けることが可能です。積水ハウスの検査だけだと不安でしょうから、第三者の目を入れるべきです。

とくに木造の場合は品質の差が生まれやすいので、住宅性能表示の検査は受けることをおすすめします。受ける場合は図面と建設の2面の住宅性能表示があります」

営業マンの答えから見抜く積水ハウスの善し悪し

以上が質問に対する積水ハウスの答えでした。これらの答えはいいのか悪いのか、ここから解説していきましょう。

積水ハウスの耐震性

地震に遭った家の模型

耐震性に関する質問では、耐震等級という一般的でわかりやすい基準で説明してくれました。

最高等級である3が最低水準といっていることからも、住宅の品質の高さがうかがえます。

ただ、大手ハウスメーカーは基本的にどこも耐震等級3が標準だとうたっており、耐震等級3が取れること自体はめずらしいことではありません。

営業マンもそれはわかっているからこそ、構造計算やカーテンウォールの話でプラスアルファの安心材料を出してくれたのでしょう。

最後の太い柱の話は、さりげなく他メーカーのデメリットを教えてくれていますね。

営業マンに他メーカーを否定する発言をされると、「悪口」ととらえて気分を害するひともいるかもしれませんが、私的には貴重な情報をもらえて非常に参考になりました。

積水ハウスの提案力

家の模型

吹き抜けに関する質問では、デメリットを提示したうえで代案を出してくれて、まさにこちらが思い描いていた理想どおりの返答でした。

営業マンと話をした段階では予備知識がない状態だったので、2階を張り出すことも床を低くすることも思いついておらず、「そんなことできるんだー」と感心したものです。

最後に「積水ハウスのもっとも得意な分野です」と強引すぎないアピールをしてきた辺りも、積水ハウスで建てたい意欲を刺激する、好感の持てる推しかただと感じましたね。

積水ハウスの施工体制

建築現場の模型

工事現場に関する質問では、検査について答える前に、どういう体制で施工するのかわかりやすく教えてくれました。

第三者の目が入らないかもしれないことを不安に思っているこちらの気持ちを予測して、住宅性能表示による検査を受けることを勧めてくれています。

積水ハウスが100%出資する積和建設が建てる、というのも、まったく聞いたこともない下請けの工務店が建てるよりは気持ちのうえで安心できるだろう、という配慮のもとで教えてくれた情報でしょう。

ただ、いくら積水ハウスが出資しているといっても、別の会社であることに変わりはありません。

やはり注文住宅業界における、「契約するハウスメーカーと実際に施行する会社が別の会社であり、下請け会社の質によって家の出来栄えが変わってしまう」という問題は、積水ハウスにも当てはまりますね。

総評

住宅展示場

私が住宅展示場で実際に話した印象としては、積水ハウスの営業マンは優秀です。

家づくりを検討し始めてから1社目に行ったハウスメーカーが積水ハウスだったのですが、ひととおり話を聞いてモデルハウスを出るころには、積水ハウスで家を建てたい気持ちになっていました。

質問に対する受け答えがしっかりしており、答えの内容も誇張のない、納得できる内容。

一流企業ってこういうことなんだな…と、感動すら覚えましたね。

あえて欠点を挙げるとしたら、男性だったためなんとなく気合が入った感じがして、後半はいっしょにいるこちらが少し疲れてしまったことです。

ただ、それはこのほかにも回ったハウスメーカーの男性営業マン全員に共通する部分であり、積水ハウスだからというわけではありません。

ここまで解説したのはあくまで私が話した営業マンの印象であり、あなたがこれから出会う営業マンにおなじ印象を持つかどうかはまた別の話です。

とはいえ、耐震性や施工体制については積水ハウス共通のものなので、この記事を読んだことで積水ハウスの検討材料になれることを願っています。

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